その23
私は麻美よりもむしろ麻美を見つめ、麻美の脚を見つめ、麻美の股間を見つめているおっさんを注視していました。
俺の麻美をイヤラシイ目つきで見やがって。
どうだおっさん?こんな上玉のオンナのパンティーなんて見た事ないだろ?いつまで見てやがんだ。
麻美が本気でお前なんか誘惑すると思ってるのか?
バカが。俺がやらしてるんだ。お前がパンティー見ただけでありがたがってるこのオンナは俺のオモチャだ。
私は自分がやらせているにも関わらず、激しい嫉妬を覚え、心の中でおっさんに向かい、何度となく毒づいていました。
私はこんな時、自分は本当にSなのだろうか?と考える事があります。麻美をいたぶっているようで、実は自分をいたぶっているんではないだろうかと思うのです。
この頃から私の一番の性的興奮材料はどうやら「嫉妬心」なのだと気づきはじめていました。
麻美がレイプされ泣き叫ぶ姿を見てみたい。
私は悔しさのあまり怒り狂い、しかしその反面激しく興奮し、勃起するだろう。そして、それを麻美に突き刺してやりたい。
俺の前で、俺以外のヤツに抱かれやがって。そう罵りながら、縛りあげ、尻を叩き、謝罪の言葉を吐かせながら、激しく突き上げてやりたい。。
麻美に、そして恵美にそんなプレイをしてみたい。
私はそう考えるようになっていました。
恵美。そう言えば、恵美はどうしているだろう。
あの飲み会からもう4日が経っているが、恵美はスクールにあれから一度も顔を出していない。
そう言えば、あの日から野川もスクールに来ていないようだった。
私の読みでは、数日と開けずに恵美の方から私に話しかけてくるだろうとふんでいた。
それが、話しかけてくるどころか、スクールにすら顔を出さないというのは、全くの誤算だった。
私は恵美の心はすでに私の所にあると思っていた。
そうなるように種をまいたつもりだった。
帰り際の恵美の表情を見た時、オトしたと確信した。
どこで間違えがあったのだろう。
麻美を使って恵美の様子を探らせるか。
私はそう考えていました。
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