その63
「不公平だ。。俺だって、お前のように生まれていたら、こんな生き方は選ばなかった。
こんな事、、こんな卑怯な事しないで済んだんだ。
何が悪い。。俺は毎日が地獄のような日々だ。
30年間一度だって心から幸せだと感じた事なんてない。
いつ死んだってかまわない。そう思って生きてきたんだ。
何が悪い。。そんな男が、お前のような、これまでもこの先も光り輝く人生を歩く事が出来るオンナを少しばかり傷付けたからといって何がいけないんだ?
それで、俺は悪人?お前は被害者?不公平だろ。」
私は麻美の前に立ち、息がかかるほどに顔を近づけ、睨みつけた。
※元投稿はこちら >>