その11
「ねぇ。奥さんはどんな人?」
「どんな人って言われても別に普通の人だよ。て、言うかいきなり、凄いデリケートな話しするね。普通はそこ触れちゃダメかなとか思って聞かないでしょ。」
「そうかな。あたしは聞きたいよ。聞いても別にイヤな気持ちになったりしないし。」
「そうだなぁ。本当に普通の人なんだけど、しいて言えば、麻美ほどではないけど、脚がキレイかな。」
「ふーん。あたしの脚見てキレイだなって思う?」
「そりゃ、思うよ。」
「触りたい?」
「ああ。」
「良いよ。触って」
私は麻美の太ももに手を置き、吸い付くような感触を楽しみました。
「ねぇ。もっと褒めて。脚以外は?」
私を右手で酒を持ち、左手で麻美の太ももをなで回しながら答えました。
「そうだな。。おっぱいも大きそうだな。」
そう言うと私は服の上から麻美の胸を鷲掴みにしました。
麻美は嫌がらず、さらに答えを求めて来ました。
「他には?」
「顔もかわいい。髪もツヤツヤだ。クチビルもセクシーだ。」
そう、答え私は人差し指で麻美のクチビルをなぞりました。
麻美は色っぽい目つきになり、私の首に手を回し、ひざの上に自分の脚を乗せ、挑発するように密着し、さらに聞いて来ます。
「ねぇ。他には?」
「そうだな。今話しをしてて感じたけど、とても気が合いそうだ。価値観が近い気がする。」
そう答えながら麻美のクチビルを見つめると麻美の方からクチビルを合わせて来ました。
しばしの舌を絡ませたディープキスを楽しむと麻美はさらに耳元に顔を近づけて答えを求めます。
「ねぇ。もっと褒めて。」
「ダメだ。今度は麻美が俺の質問に答える番だ」
「良いよ。何が知りたいの?」
「俺をどう思う。」
「多分好き。」
「ずいぶん抽象的だな。具体的に俺を分析してみてくれ。麻美の目に俺はどう映ってる?」
「初めて見た時は近寄り難い人だと思った。
とても心の奥深い所に闇を抱えていそう。って感じた。
この人心の底から笑ったりする事あんまりないんじゃないかなって。本当はこの世界のルールの中で生きて行くのが凄い退屈だと思ってる。でも賢い人だから、それを奥深い所に押し込めてこの世界に適応してる振りを演じてる。そんな人かな。」
麻美の分析が合っているかどうかは自分では分からなかったが、その分析力に私は驚き、そしてその分析結果を私はおおいに気に入った。
「そんなやつをお前は怖いと思わないのか?」
「思わない。むしろ、安心する。」
「安心?」
「うん。あたしね。母子家庭で育ったの。
妹が1人いて女3人で生きて来たの。そうするとね。
頼れる男の人が身近にいる生活に凄く憧れるの。
だから、あたし同世代の男子は何か幼稚で頼りなくて苦手。
人生経験豊富な一筋縄ではいかないようなそんな大人の男の人に包み込まれたいって思うの。
「それが俺ってわけか。?」
「うん。」
「買いかぶりすぎじゃないか?」
「ねえ。今あたしと話してるあなたも仮面を付けたままのあなたでしょ?どうすれば、本当のあなたを見せてくれるの?あたし、あなたとは良いパートナーになれる気がするの。
あたし上っ面だけの関係はイヤなの。
そんなのは女友達だけでウンザリ。深い所で繋がりたいの。あたしじゃムリ?役不足?」
「分かった。麻美、お前今日から俺のオンナになれ。
お前には他人には見せない心の闇まで晒そう。
その代わりお前も俺に全てを晒せ、俺にウソをつくな。
裏切るな。出来るか?」
「ふふふっ。あたし向いてるて思うよ。そういうの。あたし口硬いし、友達少ないし、不倫相手にはもってこいだと思うの。♪」
※元投稿はこちら >>