見知らぬ侵入者による凌辱が終わり、震え、喪心している千晶。
手に貼られていた粘着テープこそ剥がされていたが、下半身はぐるぐる巻きにされ、また目も隠されているため視界が失われ、まだ現実感が戻らない。
するといきなり口の中が振動し、歯に何かが音をたてて当たる。
感覚の失われた手をやっとの思いで動かし、口に差し込まれたものを握る。
(携帯。。?)
それを口から抜き、そして目の部分に貼られたテープをゆっくりと剥がす。
(いたぁい。。)
髪も巻き込まれて貼り付き、また睫毛にも付いてしまっていたため痛さに耐えながら必死でのろのろと剥がしていく。
苦労してテープを取り終えると、次第に視力がもどってきて、ぐるぐるに巻かれた自身の半身が目に入ってくる。
と同時に容赦なく叩かれ蹴られつねられた全身の痛み、そして獣のよう犯され中に出されたこと、さらにお尻にいたっては放尿までされた屈辱が記憶に甦ってくる。
(ひどい。。いったい誰が、なんでこんなこと。。?)
目に改めて涙が浮かび、それを流し続けながら、胸、腹、股間、脚とテープを剥がしていく。
身体中がひりひりと、そして受けた仕打ちに心もきりきりと痛い。
(隆太さま。。いや警察に言った方が。。
あっ、さっきわたし多分ママの部屋に連れて行かれて。。もしかしたらママも酷い目にあわされたんじゃ。。)
全身のテープを剥がし終え、母・美奈子の部屋に向かおうとするが、手足の感覚が戻らず思うように動けない。
そして先ほど口の中に突っ込まれた携帯に着信があったのを思い出し、携帯のメールフォルダを開く。
するとそこには見知らぬサブアドからのメールが入っていた。
【楽しんでもらえたかな、××女子高校3年2組の三浦千晶さん?
今日のことは、あんたの知り合いに頼まれてやったことだから。ま、誰かは言えないけど。
たまたま鍵が開いててラッキーだったけど、戸締まりはちゃんとするように言っとけよ、あんたが糞まみれにした母親に。
親でも警察でも彼氏にでも今日のこと言ってかまわないけど、そしたらお前の写真がネットで公開されて、学生証入りで全世界の有名人になるだけだからな。
また、そのうちマンコとケツの中に出したくなったらメールしてやるから】
そしてメールには、股間に置かれた顔写真入りの学生証の写真や、中に発射された精子が大量に流れ出す瞬間、そして母親の股間に跨がって排泄する動画が添付されていた。
あまりの内容に呆然とメール画面を閉じる。
(こんなの誰かに見られたら。。
わたしだけじゃなくて、家族もすぐにばれて、ママもパパもお兄ちゃんも生きていけなくなっちゃう。。
どうしよう。。誰にも言えない。。
隆太さまにも、わたしが見知らぬ男にこんなことされたの知られたら捨てられちゃう。。
でも絶対今日あたり危ない日だったのに)
先のことを考え絶望的な気持ちに陥り、ベッドに顔を埋め泣きじゃくる千晶。そして心身ともに疲れきっていたためか、そのまま眠りに落ちてしまう。
目を覚ますと、窓の外はうっすらと明るくなっていた。携帯をみるとまだ6時だったが、下では何やら物音がしている。
(ママ起きたのかな。。
どうしよう。。きのうのことどうすればいいんだろう。。)
テープをはがしたままそのまま寝てしまったため全裸で寝てしまっていたらしい。
身体にはうっすらと跡が残っているため、下着とパジャマ替わりのスウェットを身につけ、下におりる。
部屋をのぞくと美奈子はおらず、ただベッドの上はシーツやマットが剥がされ、いろいろなものが散乱している。
(昨日の。。どうしよう。。何て言おう)
すると後ろから美奈子の声が。
「千晶?今日は早いじゃない、どうしたの?」
何を言ったらよいか分からず、部屋の方を見たまま黙っていると、慌てた様子で
「あっごめんね、朝からうるさくして目が覚めちゃった??
ママ、昨日飲み会から帰ってきて気持ち悪くてベッド汚しちゃったみたいで。。朝から洗濯してて。。」
振り返って顔を見ると疲れた様子だが、何ら千晶に対して含むものもなく、本当に自分が粗相したのを言い訳しているように見える。その姿に少し苛つき、
「遅かったから心配してたんだけど。。
飲んで帰ってくるのはかまわないけど、ちゃんと戸締まりはしてよね!」
やや強い感じで言うと、そのまま浴室に向かう。
洗濯機が回っており、中にはシーツや母親の服などが見える。
服を脱ぎ、浴室に入り、一気にシャワーを浴びる。涙を流しながらシャワーを浴び、汚されてしまった全身を洗い流す。
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