亜樹とケンちゃんがセックスショーを繰り広げているテラスの庭先に不意に一人の男が現れた。
どうやら門を入って玄関を回らず勝手に庭へ入って来たらしい。
不意の訪問者に近藤夫人は警戒の色を見せたが、それが町内会長の野宮だと分かると
一転して余裕の表情に変わった。
「あら、野宮さんじゃないの…どうした風の吹き回しかしら。」
「どうもこうもないよ…いくらチャイムを鳴らしても深沢さんの奥さんが出て来ないから
てっきり留守かと思ったら、こちらから人の声が聞こえたもんだからね。」
だから玄関先からこの庭の方に勝手に入って来たと言うのだ。
「近藤夫人こそ深沢さんの家にいるなんて珍しい…おやおや、皆川夫人も田村夫人も上野夫人も
お揃いですな。」
近藤夫人のグループと亜樹の確執を知っている野宮が訝しげな目でテラスのテーブルを見やった
その時、そこで全裸の男女が絡み合っているのに気が付いた。
「おっ、おお…ふ、深沢夫人…だよな!? うわっ…男は蕎麦屋のケンじゃないか!」
野宮は我が目を疑った。
町内でも評判の美人妻はチンピラに毛が生えた程度の蕎麦屋の出前と性交し、快楽にどっぷり
漬かった風に白目を剥いて、悩ましい喘ぎ声を上げている。
野宮の来訪にも気が付いていないようだ。
「へへっ、どうも…町内会長さん…これもボランティアなんすよ。」
テーブルの上でケンちゃんは後背位で亜樹を貫きながら、照れ臭そうに野宮に手を振った。
「うふふ、野宮さん…あなたのお気に入りの深沢さんの奥様だけど、見ての通り男なら誰でも
いいって淫乱症なのよね。
決して亜樹さんがふしだらとかド助平って訳じゃなくて、病気だから仕方ないのよ。」
近藤夫人はでっち上げた亜樹の病気をとうとうと説明し始める。
それを野宮は興味深く頷き、その目には劣情の色が浮かんでいる。
「いやね…今朝方、町内をエロいビキニでジョギングする女がいるって苦情が入ってね。
よくよく話を聞いてみると深沢さんの奥さんらしいってことになって、町内会長としても放って
おけないので確かめに来たんだよ。」
「あら、それ正解よ。亜樹さんがどうしてもって聞かないから、私も仕方なく伴走してあげたわ。」
「う~ん…本来なら風紀が乱れるから困るんだが、そういう事情なら仕方ないかな。
逆に深沢さんの命に関わる問題なら、私もお手伝いしてやらないといかんな。」
近藤夫人はかねてより野宮がこの美しい人妻に執心しているのを知っていた。
『馬鹿ね、あんな小生意気な高飛車女のどこがいいのよ』と鼻で笑っていたのだが、今ならこの
男も充分に利用価値がある。
「ほら亜樹さん、お客様よ…自分ばかり楽しんでないで、ちゃんと挨拶なさい。」
近藤夫人は悦に入っている亜樹の頬を平手で数発叩いた。
「えっ…? あ、あなたは…町内会長さん…!」
目の前に野宮が立っているのに気が付き、亜樹は慌てて逃げ出そうとしたが、四つん這いで
後ろからケンちゃんに貫かれ、お尻をしっかり抱えられた亜樹は身動きが取れない。
「いやぁ… 見ないで、見ないで…あっちへ行ってぇ!」
亜樹は野宮が苦手だった。
町内会との交流も疎遠になっていたのもそれが原因だった。
野宮はいつも顔を合わすと自分の身体に舐めるような卑猥な視線を這わす。
服の上から亜樹の裸を見透かすような目でいつもゾッとさせられる。
その上ここに住み始めた頃は町内会長の立場から何かと口実を付けて訪れ、さりげなく身体を触ったり、
手を握られて、何度もおぞましい思いをさせられた。
そんな虫酸の走るような男に、今本当に裸を見られている。
夫ではない男の剛棒を獣のような体位で挿入されている姿を凝視されているのだ。
「亜樹さん、良かったわね。
町内会長さんがあんたの淫乱病の治療のお手伝いしてくれるってさ。」
近藤夫人が愉快そうに笑った。
「ぬひひ…深沢さんの奥さんがそんな深刻な病に侵されていたとは気がつきませんでしたよ。
なぁに、遠慮は要りません。私のチンポでお役に立つのなら喜んで協力させてもらいますよ。
何せ私は奥さんがこの町に来た時から奥さんのファンだったですからね。」
そう言う野宮はすでにズボンを脱ぎ始めている。
「町内会長さん…一緒にやろうよ。
亜樹のマンコ、かなりの名器だから気持ちいいよ。」
と、ケンちゃんは気軽に野宮を誘った。
*****
亜樹はテーブルの上で仰向けに横たわる野宮に騎乗位で跨っている。
すでに野宮の肉棒は子宮を突き、亜樹は腰を上げ下げする度に快楽に呑み込まれる。
「はぁ、はぁ、はぁ…気持ちいいわ…町内会長様のオチンポ様…逞しくて…亜樹、感じちゃう…」
「ぐふふ…深沢亜樹ぃ…最高のマンコだぜ…チンポの先端まで肉が絡みついてくる…」
「あぁん…今まで町内会長様を敬遠しててごめんなさい…お高く留まっててごめんなさい…
心を入れ替えて…これからは町内会長様の肉便器になります…あぁ…
いつでも亜樹のオマンコを…あはん…お好きなように使ってくださいませ…」
亜樹は野宮にへつらい、腰を上下させながら自分の乳房を揉み始める。
「フフ…淑やかで慎み深い上品な奥様は私のことを毛嫌いしてたんじゃなかったかな。
今までは町内会の催しにもなかなか参加してもらえなかったが、これからは積極的に参加してもらうよ。」
「は、はい…喜んで…」
「役員連中も全員奥さんのファンだから、心を入れ替えた奥さんに大喜びだろうよ。」
「あう、あぁぁ…皆様にも喜んでもらえるよう亜樹は頑張ります…」
「あら…野宮さんたら、役員さんだけで独り占めするつもり?
同じ町内に住んでいるんだから亜樹さんには町内会全体に貢献するべきだと思うんだけど。」
「近藤さんの言うとおりだわ…そもそも亜樹さんの病気治療には地域一体となった協力が必要よ。」
テーブルを取り囲んで野宮と亜樹の交わりを鑑賞している奥様方が野宮の言葉に異を唱えた。
「そうだわ…町の人に亜樹さんを助けてもらうために、今度の回覧板に亜樹さんの挨拶を載せてはどうかしら。」
「亜樹さんのヌード写真も載せたほうが分かり易いんじゃない?」
「だったら町会の掲示板にも貼った方がいいわね。」
女の確執は恐ろしいと野宮は舌を巻きながら、それらの提案を拒む理由はない。
「あぁ…嫌…そんな恐ろしいこと…どうかお許しください…この町に住めなくなってしまいます…」
目の前で自分を破滅させる相談を聞きながら亜樹は必死に哀願する。
「クスクス…禁断症状で死んじゃうよりマシじゃない?
て、言うか亜樹のくせに口答えする気? せっかく私たちが貴女のために知恵を出し合ってるのに。」
「ねぇケンちゃん、このウザい口を塞いでやってよ。」
ケンちゃんは待ってましたとばかりにテーブルに上がり、野宮の胸の辺りを跨いで亜樹の口に屹立した
オチンポ様を押し付けた。
「へへへ…亜樹なら何度でも立っちゃうな。」
亜樹は本能のように目の前のオチンポ様に貪りついてしまう。
「むぐう…はぁぁ…」
騎乗位で野宮のモノを、そして口でケンちゃんのモノを咥え込んで、必然的に亜樹の哀願は封じられた。
「うふふ…亜樹さん…引越しなんてさせないわよ。貴女にはこれからずっと町中の男の公衆便所に
なってもらうんだからね…」
近藤夫人は憎しみのこもった目で呟くのだった。
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