物語5:
「佳奈。もう邪魔なスカートは脱げ。但し、上は着たままだ。」
命じられるままにスカートを脱ぐ。まだ足はガクガクしているが、それでも立ち上がる。そして、次なる命令を待つ。
「カメラに背を向けて、ケツを後ろに突き出せ。お前のおまんこが見えるように・・・。さあ、シャッターを押せ!」
『はい!』
シャッターが押される。
「それだけでは、満足できないだろう。今、さんざん責められた尻の穴を、カメラに向けろ!自分でケツの肉を掴んで、よく見えるように開いて・・・」
『・・・・・・・はい。』
言われるままにアナルを晒し、シャッターを切る。
「ここまで、命令に従えたようだな。いいだろう。お前を俺の奴隷にしてやる。用意してきた物を、首に付けろ。」
奴隷・・・人としての権利を奪われ、主人となった男の命令には絶対服従を誓わされる。そして、逆らえば酷い責め苦を受けなければならず、結局は、命令に従わざるを得ない。
中でも、淫らな身体を持つ女が奴隷にされれば、主人の性奴隷として、その身を捧げることを強要され、穴と言う穴を犯されることになる。
哀れで惨めな存在・・・しかし、そんな身分を甘んじて受け入れなければならないと分かった時、女はそんな虐げられる身分の中でも、喜びを手に入れようとする。そうでなければ、生きていることが辛過ぎるからだ。
こうして、性奴隷にされた女は、自らマゾ女へと堕ちていく。
服従させられる辛さを、服従することに喜びを感じ、主人の喜びを自分の喜びとして受け入れるのだ。
ただ、この夜、佳奈が服従するのは、佳奈が作り出した男である。佳奈が望んでいながらも、一人では出来ないことを、無理強いしてくれる理想的なサディストである。
「首輪をしたら、写真だ。」
『はい。』
佳奈は、首輪をした自分の写真を、何枚か撮った。
写真という証拠を撮られ、もはや男には逆らえない。そう思うと、ゾクゾクするような興奮を感じた。
だが・・・本当に命令に従えるのかどうかは、自分でも分からずにいた。
「さあ・・・、次の命令だ。イチジク浣腸を出せ。」
バッグの中からイチジク浣腸の箱を取り出し、その中から一つ、手に取る。
「さあ、言え!佳奈!」
『私は、臆病な女です。アナル責めの小説を読み、指一本、身体に触れないままおまんこを濡らし、アナルを疼かせていました。でも、これまで、一度もアナルに異物を入れたことはありません。どうか・・・私に、命令をしてください。まずは・・・、イチジク浣腸のノズルを突っ込め!と・・・。』
佳奈に命令をする男は、佳奈の全てを知っている。隠し事なんて出来ない。
しかし、これまで願望だったことであっても、実際に口に出して言ったことなどなかった。それを、素直に言えたのは、男の存在なしにはあり得ない。
男に命じられ、足を軽く開き、尻を後ろに突き出す。そして股間から手を差し入れ、イチジク浣腸のノズルをズブズブと肛門に突き刺す。
直径五ミリ程度しかないノズルであっても、ソレがアナルに挿入された瞬間、ゾクッ!とする快感が背筋を駆け抜ける。しかし、これを快感と呼んでいいのかさえ分らない。悪寒が走ると表現してもいいし、悍ましいと言った方が正解なのかもしれない。だが、これこそが、佳奈の求めていたものだった。
『い・・・入れます!』
佳奈は勇気を振り絞るように言うと、一気にいちじくを潰す。
「もう一つだ!」
『は・・・はい!』
最初に浣腸をされたのは、小学校の五年の時。その時は、ただただ辛かった・・・そんな記憶しかない。だが、今は違った。その辛さを、嫌というほど身体で感じたい!排泄を見られてしまう恐怖に怯え、浣腸の苦しみに身悶えたい!と思っていたのだから・・・。
そして・・・何よりも、この浣腸責めを乗り越えなければ、アナルを犯される喜びは得られないのだ。
二度目の浣腸が終わり、その時点で薬が効き始めているのが分かる。しかし、説明書にあるように、三分は我慢しなければならない。
「四つん這いになれ!そして肘を地面につけて、ケツを持ち上げるんだ。お前のケツの穴を、じっくりと観察してやる。」
『ああぁぁーーーー。』
全裸で後ろ手に縛られた女性が、手が使えない為、顔を床につけてお尻を持ち上げるポーズを取らされる。浣腸責めの定番のポーズ。かつて、オナニーの時に何度もしてきたポーズだが、浣腸されたアナルに男の視線が集中すると分かっていて、そのポーズをとるのは恥ずかしい。
だが、これは命令なのだ。そして、佳奈自身が望んだことなのだ。逆らえるはずなどない!
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