物語4:
何度もフラッシュを浴び、舞い上がってしまった佳奈だが、もっと残酷な責苦が欲しくなる。
そして、例の男に、こう言わせる。
「佳奈。縄を解いて、自分で縄の両端を握れ!言っている意味が分かるな。」
『は・・・・はい。』
佳奈は枝に括りつけた縄を解き、改めてカメラの前に立つ。そして股を大きく開いて、その股間に縄を通した。
悪党たちの魔の手に落ち、全裸で吊られた女性が、大股開きにさせられる。そして、彼女の前後に二人の男が立ち、瘤がいくつも作られた縄を股間に通される。目隠しをされた女性は、何をされるか分からないでいる。すると、股間にチクチクとした縄の感触があったかと思うと、その縄が股間でVの字を作るように触れる。「止めてっ!」そう叫ぶ女性を、笑いながら見ている男たち。そして、目で合図をすると、その縄がゆっくりと女性の股間を擦り上げる。
あまりにも悍ましい責めに、女性は金切り声を上げて抵抗する。だが、足を必死に閉じ合わせようとしても、膝を内側に曲げることしか出来ず、縄の淫らで邪悪な愛撫から逃れられない。そして・・・男達に罵声を浴びせられながら、遂には絶頂へと追い立てられてしまう。
今回、佳奈は初めての股縄責め、アナル責めをするので、縄の瘤を作ることだけは避けた。しかし、すでに股縄責めの恐ろしさを十分に知っている。
怖くてならない!!・・・でも、男には逆らえない!そう自分に言い聞かせ、縄をゆっくりと動かす。
あまりの刺激に、思わず膝を閉じ合わせようとするが、勿論、それが叶わないほど足を開いている。そして、動かし始めた縄を、決して止めない!と心に決め、自分を責め立てる。
『いや・・・。酷過ぎます・・・。ああぁぁぁーーー。お許しください・・・。はうぅぅ・・うううぅぅぅっ!!』
「まん汁で縄をベトベトに濡らし、ケツをいやらしく蠢かせているのは、どこのどいつだ?!逝きたいんだろう・・・!だったら、もっと淫らにケツを振りながら縄を動かせ!!」
逝きたい・・・?!
佳奈は逝きたいのかどうかすら、分からなくなっていた。永遠に、このいやらしい責め苦を受けながら、逝くことすら出来ず、生殺しにされたい!とさえ思ってしまうからだ。
それに、アナルに襲い掛かる悍ましい快感に、いつまでも慣れることなど出来ず、逝けるかどうかも分らない。
こうして、股間を縄で擦られること・・・数分、もはや足はガクガクとして、立っていられない。もう、このいつ終わるとも分らない責めに、終止符を打ちたい!そんな想いに駆られる。
そして・・・遂に、立っていられなくなった佳奈は、その場に跪いてしまう。それも足を閉じ合わせて・・・。
「もう音を上げるのか?!まだだ!!」
『私は・・・命令に逆らえない奴隷です。』
佳奈は、それだけ言うと、再び縄を動かし始める。
足を閉じ合わせているのに、股縄は確実に女の過敏な部分を責め続ける。その邪悪な愛撫から逃れようと、膝を捻るようにして必死に抵抗しても・・・。
(い・・いつになったら、この地獄から救われるの?!!)
身を捻り、呻き声を上げながら、股縄責めに堪える佳奈・・・。
クリだけの刺激なら、とっくに逝けたはずなのに、アナルを擦られる悍ましい快感に阻まれ、逝くことが出来ない。普通なら、確実に逝けているはずの興奮状態、あるいは、それ以上に興奮しているのに、逝けない地獄・・・。
(本当に・・・このまま逝くことも出来ず、生殺しのまま一夜を過ごすことになるの・・・・?!!)
佳奈はそんな妄想に因われ、怖くなってしまう。そして、自暴自棄とも言える激しさで縄を動かしてしまう。
(誰か・・・、誰か・・・?!私は・・・どうなってしまうの?!!)
自分で何をしているかも分からなくなり、必死で縄を動かす佳奈・・・。
そして、そう思った数秒後、突如として辺りが明るくなり、真っ暗だったはずの森が明るくなる。それは、森の外側を通っている道を、一台の車が走り抜け、そのライトが一瞬だけ、森の中に差し込んだだけなのだが・・・。
佳奈は、自分の浅ましい姿を、実際に見られてしまった!!!と言う絶望感に包まれ、明るい光に照らされながら、一瞬、目の前が真っ暗になってしまう。
「ううううううぅぅぅぅっっっ!!!!」
息が出来ないまま、全身が反り返るようにして硬直してしまう。その間、何秒あっただろうか・・・・?!
ようやく息が出来るようになった時、佳奈はへなへなとその場に疼くなってしまう。
呆然としたまま動けない佳奈・・・しかし、一つだけ、はっきりと動いている部分があった。痙攣を繰り返す下腹部である。
それから暫くして、佳奈は絶頂に達したことを知った。
(こんな世界があったなんて・・・。でも、もし意識を失ってしまったら?!失神して、誰かに発見されたら・・・?!)
だが、一度知ってしまった快感を、忘れられる自信は、佳奈にはなかった。
真っ暗な中、手を伸ばしてランタンを手元に引き寄せる。そして、周りを十分に観察してから、それをベンチの下に置き、改めて明かりを点ける。
まだ、今夜の責めは始まったばかり・・・次なる責めが待っているからだ。
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