緋月・処女喪失03
(怖い・・怖い・・・怖いっ!!)
しかし、緋月は洗濯鋏の根元を握り、口を広げる。そして・・・
(お願いだから・・・止めてっ!!)
そう心の中で叫びながら、手を緩めてしまう。
ズキンッ!と脳天にまで突き抜ける激痛。しかし、緋月は、ここで躊躇ったら二度とこんなことは出来ないと、もう一方の乳首にもローターを挟む。再び激痛が走り、うっすらと涙が溢れてくる。そして、凄まじい痛みがゆっくりと遠ざかっていくと、ジンジンするような刺激が乳首を襲う。次の責め苦を望むかのように・・・。
「御嬢様・・・もう、後戻りは出来ませんよ。」
執事の言葉に、緋月はコントローターを手に持ち、両手を頭の上に持ち上げる。そしてコントローラーを持つ手の手首を、もう一方の手でしっかりと握ると、コントローラーのスイッチを入れる。
(あぐぅぅぅっっ!!)
新たな乳首拷問に、緋月は身を捩って堪える。
「美しいですよ。御嬢様。清楚な御嬢様が、淫らな拷問に身悶えながら、苦悶の表情を浮かべている姿は・・・。それは、あなたが中学の頃に見たと言う、SM雑誌に掲載されていた女性と同じだ。」
「さあ、もっと苦しみなさい!それが、あなたの望みだったんですから・・・!」
語気強く言われ、緋月は自らコントローラーを操作し、レベルをあげてしまう!
(た・・助けてっ!!ああぁぁっっ・・!!気が・・気が狂ってしまうっ!!!!)
しかし・・・これは、緋月のオナニーの序章でしかなかった。
乳首拷問に、全身から汗が噴き出す。そして、次の責めへと移ろうと、ローターのレベルを少しだけ下げ、コントローラーをブラに挟み込む。
「もう、ショーツを穿いていては、気持ちが悪いんじゃありませんか?」
緋月は片手でスカートを持ち上げるようにしてから、内腿に手を差し入れる。すでに愛液が腿を伝い、ヌルヌルとした感触がある。その手を内腿に沿って上へと這わせていく。
痴漢に遭ったことがない緋月は、高校時代、女の子が涙を流しながら、痴漢被害に遭ったことを話すのを聞いていた。勿論、心配そうに、そして同情しながら・・・しかし、一方では、SMとまではいかないまでも、悪党の餌食となり、身体を陵辱された女性が現実にいることに、異様な興奮を感じてしまった。
それを思い出していた緋月は、執事の手が、痴漢のように内腿から股間へと這わせるのに身を任せる。
内腿からショーツへと伸びた手は、ぐっしょりと濡れたクロッチ部分を、ゆっくりと上下し、さらには肛門を狙ってショーツを食い込ませてしまう。こうして、ショーツの上を指が這い回り、クリ、割れ目、アナルまでも刺激する。
「興奮するでしょ。御嬢様。ショーツの上からでも、アナルを触られると・・・。」
(や・・・止めなさい・・・。)
しかし、執事の指は、アナルの位置を的確に探り当て、あろうことかショーツをアナルにめり込ませるようにグリグリと捏ね回す。
「物足りないんでしょ。こんな責めでは・・・。御嬢様の目の前には、いちじく浣腸やアナルバイブがあるんです。肛虐小説のヒロインたちのように、アナル責めで狂わされたいんでしょ!」
羊の手がショーツを強引に引き下ろし、足から抜き取る。そして、身体を前に押し倒され、両肘を床につける。当然、尻は持ち上がったまま・・・。目の前には、いちじく浣腸を始めとするアナル責め具が・・・。
「さあ、お浣腸の時間ですよ!」
スカートが捲り上げられる。内腿から割れ目、肛門までも、冷房の効いたひんやりとした空気を感じ、その空気を感じた場所全てが晒されていることを教えられる。
自分自身ですら見たことがない恥ずかしい姿・・・。それを執事に見られて・・・。
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