奈緒は、体の欲望だけでなく、頭の中にもマゾの本性が巣食っているようだね。
体の欲望のままにマゾに堕ちる女性であれば、性の目覚める時期に自然とマゾ体験に導かれただろうけど、奈緒はそうではなかったようだ。
社会的地位を得たからこそ、それを壊される快楽を脳内に描けて、その妄想に導かれてここまで来た…と思えるのだけど、どうだろう?
奈緒の妄想は、今は願望に変わっているように感じる。
その吐け口が、今の奈緒が見えている現実の中では、身近な実在の人物になっているんだろう。
奈緒先生の物語を先に進めるために、僕が協力できるなら、そうしたい。
奈緒が手掛かりを求めるなら、僕なりの方法で、それを渡そう。
奈緒は、どうしたい?
僕は、続きを見たいから…楽しみにして、待つことにするよ。
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