「どうすればいいんです…」
強気一辺倒だった奈緒は悄然としていた。
自分の行動一つで生徒の一生を台無しにしてしまうかも知れない。
「いやぁ…わしは先生の生徒を思う気持ちに心打たれました。
先生の態度次第ではDVDは全て廃棄しましょう。
それに恵理子も解放して差し上げます。」
谷井は余裕綽々にもう一本煙草をふかし、奈緒の顔に吹きかける。
煙に咳き込みながら、谷井の友好的な言葉に期待を寄せる。
「ゲームをしましょう…」
谷井は部屋の隅に積んである段ボールから、商品らしい器具を持ち出した。
「これ、浣腸器なんですがね…新しく店に置こうと思っているんですよ。
最近何故かお客が増えて、スカトロ好きなお客の要望が強くて…」
奈緒はぞっとした。
浣腸って…アレのこと?
知識としてそういう趣味の人がいることは知っていたが、今目の前で
谷井がひけらかしている道具は何なの?
まさか…あれをお尻に…
「こいつを先生に試してもらいたいんですよ。
もし、先生が耐えられたら先生の勝ち。
耐えられなかったら恵理子は全国男性のオナペット…
当然学校は退学、将来はヤクザの慰み者ですかね。」
「わ、私に浣腸するって言うんですか!?…」
ゲームの条件を聞き、さらに恵理子の将来を揶揄する谷井に
恵理子は狼狽した。
「そ、そんなこと…出来ない…」
「断ってもいいんですよ。
でもね…先生が今日しゃしゃり出て来なければ恵理子も秘密のバイトって
だけで、今までどおり平和な生活を続けられただろうに…
可哀想に…無責任な先生のせいで、もっと惨めな人生になっちまう。」
ねちねちと谷井の言葉は奈緒を追い詰めていく。
「そうそう、先生がゲームをしないなら恵理子のケツでこの浣腸試してみますよ。
その方がDVDのラインナップが増えて、むしろ好都合かな。」
「うぅ…それだけは…
本当に私が我慢出来れば…深沢さんを自由にしてくれるのね…?」
(しめしめ…)
即興で考えた脅迫が見事に功を奏し、谷井は内心ほくそ笑んだ。
ほとんど嘘だった。
逮捕されれば何年の懲役かも分からなかったし、DVDも根こそぎ押収されるだろう。
暴力団の知り合いはいるが、深い関係にある訳では無い。
(世間知らずで助かったよ。)
目の前で俯き谷井の次の言葉を待つ小谷奈緒先生の、服の上からもスタイルの良さが
分かる身体に舌なめずりをするのだった。
「では先生…お尻を出してください…」
「え…ここで…ですか?」
「他にどこがあると言うんです?
店で恵理子の隣でやりますか?」
「うぅ…でも…」
「つべこべ言わずにさっさと脱ぎましょう…
それともわしが脱がせてやろうか?」
「いえ…自分で…」
奈緒はスカートを少し持ち上げ、パンストを丸めて脱いだ。
「く…」
男性の前で服を脱ぐのは学生時代に付き合っていた相手以来である。
初老のアダルトショップの店主の前でそうすることに強い羞恥と屈辱が沸き起こる。
「さぁ、次はパンティかな。」
谷井の要求に挫けそうな自分を
(深沢さんのため…深沢さんを助けるの…)と奮い立たせる。
小さくくるまったクリーム色の下着を谷井は奈緒の手から奪い取った。
「さすが美人先生のパンティは上品だな…」
谷井はパンティを広げて、舟底部を舐めている。
(へ、変態…)
奈緒は直接自分の局部を舐められているようで鳥肌が立った。
「それではお尻を出してもらいましょうか…ノーパン先生。
でもその前に…」
一瞬の早業だった。
谷井は奈緒の手を捻り上げ、隠し持っていた手錠を後ろ手に掛けたのだ。
「いや!何をするんです!こんなの嫌!」
「ククク…先生さっき、わしの顔を思い切り引っ叩いたよな。
ああいう暴力沙汰はもうごめんだからな…用心のためだよ。」
「嫌よ…嫌っ!」
もがく奈緒を谷井は前のめりに転がした。
したたか顔を床にぶつけ、奈緒は肩と頭で身体を支える。
「ほ~れ、ご対面~」
谷井がスカートを捲り上げると奈緒の白い双臀が丸出された。
「いやぁ!恥ずかしい…」
谷井は数回手の平でその丸みを撫で回す。
「成熟した尻だな…恵理子の青臭い尻とは大違いだ。」
すでに浣腸器にはグリセリン液が満ちている。
浣腸と言えば薬局で見かけるイチジク型のものしか知らなかった奈緒は、
谷井が持つ道具の使用法を身を持って知った。
先端部が恥ずかしい菊の蕾を探り当てると冷たい感触にびくっとお尻を震わせた。
異物が浅く侵入しただけで、奈緒はおぞましさに嗚咽を上げた。
「う…」
食いしばる奈緒は次に身体の中にさらに冷たい液体を意識する。
「うぅ…あぁぁ…」
羞恥の源から奈緒の体内を逆流し、拡散して行くようだ。
「あっ…あっ…」
奈緒は生まれて初めての感覚に恐怖した。
「ククク…たっぷり注入してやったぜ。
先生…我慢出来るといいなぁ。」
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