光教学院高校2年B組の異変は問題児・坂本の停学が明けた翌日に起きた。
その朝、登校した深沢恵理子の制服にクラスメイトは目を瞠った。
それまで奥ゆかしく標準を守っていたスカートの裾が20センチ以上も切り詰められていたのだ。
スラリと伸びた脚線は美しく、その付け根近くまで露わである。
名門校にも服装で自己主張する生徒もいるが、恵理子の場合はなはだ度が過ぎているように思えた。
一瞬盛り場をふらつく蓮っ葉な少女に見まがいそうだが、気品に満ちた
素顔はまぎれもなくクラスの憧憬を集める深沢恵理子本人である。
服装ばかりではない。
これまで寡黙で物静かだった彼女が佐伯瑠奈と西野耀子とに近づき、親しげに話しているのだ。
二人は蓮っ葉なとかく噂のある生徒だったので、清廉な恵理子とは馴染まないと思われていた。
「おはよう、恵理子、そのスカート似合ってるわよ。」
「そんなミニだとパンツが見えちゃいそうね。」
「あら、恵理子はパンツ穿いてないから、見える訳ないじゃん。」
「うふふ、そうでした。」
聞こえよがしの瑠奈と耀子の会話が他の生徒に聞こえるのではないかと、
恵理子には気が気ではない。
しきりとスカートの裾を手で押さえながら、瑠奈と耀子に哀願するような目を向けた。
「だめね、せっかく素敵なスカートなんだから隠したりしないの。」
「ほら、もう男子の注目浴びてるわ。」
後ろを見ると数名の男子生徒がチラチラと恵理子の方を探っている。
目が合うとばつが悪そうにソッポを向いた。
「あら、おはよ~坂本~」
坂本が教室に入って来た。
瑠奈と耀子が気安く声を掛ける。
恵理子はオドオド怯えた表情で顔を伏せ、坂本の顔を直視出来ない。
昨日の昼休み、恵理子は徹底的に凌辱された。
瑠奈と耀子に破廉恥な写真を撮られ、すっかり変態性が身に付いた恵理子は自ら身体を開き、
坂本を受け容れたのだ。
谷井としか経験が無かった恵理子は坂本の逞しく巨大な怒張に自分を見失った。
荒々しい坂本の腰の動きに狼狽しながら、恵理子の性感は確実にそれを求めた。
「オチンポ様…」といつも谷井に言わされる言葉を坂本と瑠奈と耀子に笑われると、
惨めな気持ちがますます恵理子を狂わせる。
坂本のモノが恵理子の口に押し込まれる。
自分と坂本の体液が交じり合った味がした。
口の中で坂本の凶器が跳ねたかと思うと、熱くねっとりとした大量の精液が流れ込む。
それを全て飲み干したのだ。
「恵理子ぉ~、坂本に挨拶は?」
昨日の凌辱を回想する恵理子に耀子が肘で突く。
「あ…あぁ…お、おはようございます…さ、坂本様…」
辺りをはばかり蚊の鳴くような声でつぶやく恵理子に耀子が追い討ちを掛ける。
「何よ、こんなさわやかな朝なんだからもっと元気出しなさいよ~」
「おはようございます…さ、坂本様…」
「小さすぎて何言ってるか分からないわ。」
「あぁん、おはようございます、坂本様!」
何度も言い直されて恵理子の挨拶は教室に響いた。
生徒たちの目が驚きとともに恵理子に向く。
(今、敬語を使ったか?)
(坂本『様』だって…)
驚きは好奇心に変わった。
彼らの目に坂本がニヤニヤしながら恵理子のお尻を撫でているのが映った。
しかも気高いはずだった恵理子はその手を振り払おうともせず、されるままである。
教室は不思議なほど静まり返っていた。
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