昼休みを告げるチャイムが鳴った。
四時間目の授業はフケると取り巻きに言い残して出て行った坂本はすでに教室にはいない。
恵理子は沈痛な面持ちで坂本に指示された体育倉庫へと向かった。
「遅ぇぞ、コラ…いつまで待たせんだよ。」
坂本はすでに体育倉庫に置かれた平均台に腰掛けて美しい獲物を待ち構えていた。
恵理子は授業が終わってすぐに駆けつけたのだから、責められる言われはない。
「何だよ、その目は…反抗的だな。」
坂本は自分の携帯を何やら操作する。
不意に恵理子の携帯の着信音が鳴った。
見ると添付ファイル付のメールだった。
今、坂本が送信したのだと思った。
先ほど坂本から見せられた忌まわしいムービーが流れる。
恵理子は思わず顔を背けた。
「あんまり反抗的だと取り返しのつかないことになっちゃうよん。
俺、クラス全員のメルアド知ってるからさ。」
それはつまりいつでも恵理子の破廉恥画像をばら撒けると脅しているのだ。
「あっ…あぁ…お、遅くなって…ごめんなさい。」
恵理子は坂本の前で頭を下げた。
その時、恵理子の後ろで体育倉庫の扉が開き、2人の女生徒が現れた。
「ごめ~ん、遅くなっちゃって。あら、もう深沢さんも来てたのね。」
2人はいずれも恵理子や坂本と同じクラスである。
その2人、佐伯瑠奈と西野耀子は、男子の問題児が坂本だとしたら、女子の問題児だった。
2人とも美少女ではあったが、性格は陰険で狡知に長けている。
目だって不良と言う訳ではないが、例えば一年の時、イジメに遭った女子が転校したのも
2人が首謀者だった。
その残忍なイジメを知っている坂本も2人には一目置いている。
「ど、どうして佐伯さんと西野さんが…」
恵理子は不安げに坂本の顔を見た。
「あぁ、わりいな。佐伯と西野に昨日間違ってお前の画像送っちまったんだ。
2人はお前と仲良くなりたいって言うもんだからさ、俺が呼んだんだよ。」
坂本は事も無げに言った。
「うふふ…深沢さん、私たち前からあなたとお近づきになりたかったのよ。
だって、美人で頭が良くて人気者なんてムカつくじゃない?」
瑠奈の冷たい笑いに恵理子の顔に怯えの色が走る。
「クスクス、いいじゃない。深沢恵理子がアダルトショップでバイトなんてワクワク
しちゃったわ。」
耀子が携帯を開き、ムービーを再生させる。
音声を最大にすると恵理子の喘ぎ声が流れる。
「面白いわね。」
瑠奈も携帯を開いた。
「うぁ…うぁぁぁ…逝く…逝っちゃいます…お客様…ご覧になってぇ。」
瑠奈と耀子と坂本の携帯から発する恵理子の喘ぎが体育倉庫内に響き渡った。
「やめて、やめて…」
恵理子は思わず両手で耳を塞ぐのだった。
「脱ぎなよ。」
瑠奈が残忍な表情を浮かべて言った。
「裸の写真撮ってあげるから。」
恵理子は瑠奈の申し出に坂本にすがるような目を向けた。
「アダルトショップでは客にマンコまで見せてんだから裸になるくらいどうってことないだろ?
それともクラス中にムービー見てもらいたいのかな?」
恵理子は今にも泣きそうな表情で夏服を脱ぎ始めた。
胸のリボンを解き、清清しい白のブラウスのボタンを外す。
恵理子は谷井から依然として学校でのノーパンノーブラを義務付けられている。
夏服になって白いブラウスに胸が透けるのを防ぐために、拝み倒してキャミソールの許しを得た。
そのキャミソールを脱ぐとノーブラの胸が表れる。
「いや~ん、深沢さんったらノーブラだわぁ…へんた~い。」
瑠奈と耀子が笑いながら携帯のシャッターを切る。
「さ、下もよ。」
恵理子はサイドファスナーを外すとそのままプリーツスカートを足元まで降ろした。
さらに上履きを脱ぎ、白いソックスも脱ぎ捨てる。
「キャハハハ…丸裸になっちゃった。」
恥辱に恵理子の整った素顔は真っ赤に染まり、なすすべも無く佇んでいる。
女性からの辱めは初めてだった。
谷井やお店に来るお客の前ではもちろん恥ずかしいが、その目はある意味では羨望と賞賛が
感じられる。
しかし、今2人の同級生から向けられる目は、侮蔑とやっかみに満ちた悪意の視線だった。
「ホラ、もっと股を広げなさいよ、得意でしょ?」
「オッパイを持ち上げて、色っぽく笑ってごらん。」
瑠奈と耀子はさまざまにポーズの注文を付け、シャッターを切って行く。
「何これぇ…ちょっとこの女、感じてるみたいよ。」
床に敷かれたマットの上で両腕で膝を抱えた大股開きのポーズを取らされると、
恵理子の股間から蜜が零れ滴っている。
「呆れた~…こんな破廉恥な格好して喜んでますぅ。」
「ドMもいいとこじゃん、サイテーだわ。」
知られたくないことを知られ、罵声を浴び、頭の芯まで痺れてしまう。
恵理子のそのポーズはいかにも男性を求めるポーズだった。
それまで女3人のやり取りを眺めていた坂本が恵理子に近寄る。
「おう、深沢のこんな姿を見せられちゃ、もう我慢出来ねぇよ…」
坂本がズボンを脱ぎと、巨大に屹立した肉の凶器が鎌首をもたげている。
「坂本~せっかちねぇ。でもまぁこいつは坂本の獲物だからいいか。」
「恵理子のヌード写真はたっぷり撮らせてもらったからね。
これだけ撮っときゃもう言いなりになるしかないわ。」
瑠奈と耀子の冷酷な笑みにぞっとしながら、坂本は恵理子にのしかかった。
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