店の中に入った坂本は目立たないように入口の脇の商品棚の陰に立った。
そこからは店の中が一望出来る。
(深沢はどこだ?)
店内を見やると少し離れた場所で、坂本が見張っている間、店に入って行った
客たちが寄り集まっている。
人垣の隙間からそこに女性がいるのが分かったが、恵理子の制服のイメージが
強かったため、客に取り囲まれているのが、彼女だとはすぐには分からなかった。
ただ遠目にもその女がTシャツとミニスカート姿なのが分かる。
長く白い四肢が印象的である。
驚いたことに取り巻く男たちが寄ってたかって彼女の身体を触っているようだ。
(やべぇ女だ…痴女か?触らせてるよ…)
この店の店員だろうか…ここはピンサロか?
坂本は悩んだ。
この店に来た第一の目的は恵理子を探すことだったが、アダルトショップに
いる女性にも心を奪われた。
しかし坂本の悩みは僅かの後に解消することになる。
坂本はとりあえず、今目の前にある欲望を選んだ。
おもむろに女を取り囲む輪に自分も加わったのだ。
女は華奢で思ったよりスタイルが良かった。
肩口までの髪を振り乱しているのでその美醜は判断出来なかったが、
こんな店にいるくらいだから残念な顔に違いない。
それでもそのスタイルを誇示するような服装は猥褻だった。
何も着ていないのかと錯覚するほど薄いTシャツに乳房が丸々透けている。
寸足らずのスカートから余すことなく太ももが剥き出しになっている。
右の乳房と左の乳房を違う男が揉んでいた。
片や荒々しく鷲掴みに、もう一人は繊細に浮き出た乳首を指先で転がしながら
愛撫を加えている。
さらには内腿に手を差し入れそのむっちりした触感を楽しむ者やお尻の肉を
掴み揉みしごく者もいた。
思い思いに女の身体を弄り回している男たちに対して、女は嫌がる風でもなく
むしろ触りやすいように身体の向きを変え、悩ましげに身体をくねらせる。
「あはぁ…」と女が吐息を洩らし、その黒髪をかき上げた。
女の素顔が坂本の目に飛び込んで来る。
(えっ…?)
残念な顔という坂本の予想は見事に裏切られた。
それより何より坂本は自分の目を疑った。
ゾクゾクするような色気を振り撒きながら、女の素顔には知性に裏づけされた
清らかさが垣間見える。
化粧っけもなく、長い睫毛と涼しい瞳、通った鼻筋、素直な黒髪…
あどけなさと大人っぽさが同居した美麗な顔立ち。
(間違いない…! 深沢恵理子だ!!)
教室でのクールな佇まいと楚々とした制服姿しか知らない坂本の神経中枢は
ようやく目の前の痴女が恵理子だと結びつけた。
「あはん…恵理子、感じます…」
身体中を玩具にされ、思わず発した言葉は坂本には恵理子本人だと自白した
ように聞こえた。
(学校一の秀才がこんな店でピンサロまがいのサービスをしてるのかよ…)
坂本はポケットの中で携帯のムービーを起動させる。
その携帯は撮影の際何の音もしないよう改造してあった。
手のひらで隠しながら、レンズを恵理子に向ける。
すでに恵理子は何かに憑かれたように恍惚とした表情を浮かべていた。
「恵理子ちゃん、このバイブを買いたいんだけど、使い方教えてくれる?」
慣れた感じの中年客が商品のバイブを恵理子に手渡した。
「わぁ…うれしい…毎度お買い上げありがとうございます…」
恵理子はそのバイブをまず口に当てると、ソフトクリームを舐めるように
舌を出して全体に自らの唾液を絡めて行った。
「お客様…恵理子、このバイブがとってもお気に入りなんです。」
そう言う恵理子はバイブを口に含み、上下の唇をすぼめて表面を擦るように
出し入れする。
それは男性器への愛撫を連想させた。
恵理子の傍らには何も置かれていない小さなテーブルが用意されている。
谷井が恵理子のために最近備えたものだった。
恵理子はその上に腰掛けると、おもむろに両脚を開く。
坂本は急いで恵理子の正面の好位置を確保した。
恵理子の花園が隠すすべもなく坂本をはじめとするギャラリーに開陳される。
(深沢恵理子のマンコ…)
坂本は学校での恵理子を思い浮かべた。
この店ではあどけなさが漂う少女も同級生の中ではクールビューティと
呼ばれるほど静かな物腰だった。
慎み深く、気品すら感じる彼女には並みの男には高嶺の花である。
坂本ですら恵理子の前では気押され、中学生のように萎縮してしまう。
そんな恵理子が最も恥ずかしい部分を自ら晒しているのだ。
尻軽な女友達のものは何度も見たが、恵理子の女性器はどの女よりも
良質な穢しがたい器官に思えた。
「使います…」
恵理子の手で太い器具がその穢しがたい器官に沈んで行く。
まるで恵理子そのもののように花弁が上品に異物を包み込む。
「は…あぁぁ…」
恵理子の喘ぎ声が洩れ、長い胴体が侵入するのが分かる。
不意に細かい振動音のうねりが起きた。
恵理子がバイブのスイッチを入れたのだ。
「うぁ…うぁぁぁん…あぁぁ…」
恵理子は腰をガクガク震わせながら、局部の様子をギャラリーに見せるために
大股開きのポーズを取り続けている。
バイブをゆっくりと引き出し、再び沈める行為を繰り返す。
その度にバイブにまみれたネットリとした体液の量が増えている。
溢れた液が股間の下のテーブルに滴っている。
「逝く…逝っちゃいます…お客様、ご覧になって…
恵理子のオマンコこんなに感じています…
お客様の前でこのバイブを使えるなんてうれしいぃぃぃ」
※元投稿はこちら >>