谷井は有頂天だった。
恵理子という極上の美少女を手に入れ、自由気ままに弄んでいる。
県内でも有数の名門進学校に通い、清楚な美貌は群を抜いている。
天は二物を与えたばかりか、日がたつにつれてその育ちの良さも感じた。
恵理子は男性経験が無かった。
キスはもとより男の手を握ったことも無かったらしい。
そんな純粋無垢な恵理子を谷井の思い通りに調教していくことに
身震いするような征服感に痺れるのだ。
初めは反応も鈍かった。
セックスへの畏れや谷井への反発もあっただろう。
弱みを握られ命令には従っても、固く心を閉ざしている節が感じられた。
恵理子の反応に変化が表れたのは、アパートで谷井のお尻の穴を
舐めさせた時だった。
その後のセックス奉仕で、彼女はそれまで無かった快楽の表情を見せた。
理知に満ちていた目は宙をさ迷い、谷井のお腹の上で積極的に腰を動かした。
(この娘、マゾだ…! 淫乱の素質も充分ある!)
おぞましく嫌悪する男の肛門を舐める屈辱に、身体が反応したのだ。
惨めになればなる程、恵理子は性感を高める女だと谷井は確信した。
今もまだ恵理子は谷井に会った初めは物憂げに表情に悔恨の感情が浮かぶ。
しかし谷井にはその後続く「もう許してください…」と言う言葉は
彼女自身に対する弁解に思える。
そして谷井への恥辱の挨拶や服を脱ぐ行為は、日を追うごとに気持ちの
こもった艶かしさを帯びて行く。
正直言って、恵理子は戸惑っていた。
今となってはあの日、谷井の店で警察を呼ぶと脅されて、言いなりに
なってしまった自分の世間知らずさが恨めしい。
恥ずかしいビデオや写真を撮られ、谷井から逃げられなくなった。
携帯のアドレス帳をコピーされ、断ればメールで送信する。
あるいは何十枚もダビングしたDVDを暴力団に流す。
卑劣な脅迫に恵理子は嫌々従うしか無かった。
(初めの頃はそうだった…)と恵理子は思う。
繰り返し谷井の男性器を受け容れて来た恵理子の身体はその感覚に
妖しい疼きを覚えるようになっていた。
(広がってしまったのかしら…)
初めは谷井の巨根に痛みしか無かったのに、今はすんなりと入る。
快感を求めようと、谷井の求める体位に合わせて腰を振っている。
(快感…そう…あれは確かに快感なのかも知れない…)
谷井に解放されて家に帰っても疼きが治まらないことが増えた。
(何てはしたない…)
自分を嫌悪しながら、密かに谷井に弄ばれた局部を悪戯してしまう。
さらに毎日谷井に呼び出されている内に授業中にも疼くようになった。
恵理子はいつか谷井が言ったように、いつかチンポ無しではいられない
身体になってしまうのではないかと畏れにも似た気持ちになるのだった。
※元投稿はこちら >>