精も根も尽きたかのような千晶を引きずるように無理矢理部屋に連れ戻ると、その場にうつ伏し、小刻みに震えながら動かなくなる。
そんな千晶を見下ろしながら、
(こんなんでぐったりされても、まだこれからお前の母親と次のステップに入るとこなんだけどなぁ)
薄ら笑いを浮かべながら、まるでもののように、千晶の尻を足の甲で蹴る。
そして机の上にある千晶の通学用の鞄を見つけると、中から学生証を探しだし、仰向けにした千晶の胸の上や、股間、粘着テープを張った口や目の上に顔写真の入った学生証を置き、何枚も写真を撮る。
仰向けにされても身体を震わせたまま動けない千晶。
そんな様子に苛立ち、再び粘着テープを手に取ると、胸からぐるぐると巻きつけ下腹部まで、そして股間も割れ目を隠すように縦に、そのまま肩を回して三周ほど巻き、太ももから足首までもさらにまた巻き付ける。
(手はそのままだから自分で痛い思いして剥がせよ)
口にまいたテープを剥がし、中に詰め込んだ靴下を回収すると、またその姿を自分と千晶の携帯で撮影し、そのまま携帯を口に突っ込
む。
正体がばれるようなものがないか確認し、部屋をあとにし、廊下で脱いだ服をまとう。階下で美奈子の部屋も確認し、汚物まみれで眠る姿を見ると、こちらも写真におさめ、玄関から出て、悪臭漂う三浦家をあとにする。
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