「嫌ぁ~っ…ぅぅ…っ…」
涙が溢れてくる。
悔しいっ…あんな奴に、あんな事をされて…私は…
涙をシャワーのお湯で流しながら全身の泡を、穢れを洗い流す。
首筋、胸、お尻、股間、太股から爪先まで手を当て、擦る様に何度もお湯を当てる。
ズキンッ…ズキンッ…
痺れる様な痛みを感じる股間へ手を当てると、滑りを感じる。
体が痛みを思い出し、濡れている。
嫌っ…!嘘っ…そんな筈ない…
股間を何度も手で拭い、お湯で滑りを洗い流す。
屈辱感、敗北感、嫌悪感…
私は負けた…あの男に…好きにされて…それを私の体は受け入れた…
シャワーから上がると、そのままベットへと倒れ込み、深い眠りに落ちた。
翌朝、体の痛みと嫌悪感を拭いきれず、会社に電話を入れ、休む事に。
何よりも正体のわからないあの男に会う事が怖かった。
そして、お昼前に私の携帯電話へと、あの男からのメールが届く。
「おはよう、今日は休んだんだね。
まぁ、あれだけ逝きまくれば疲れても仕方ないか、慣れればあの程度、何て事なくなるからね。約束の写真は返しておいたよ。なかなか上手く撮れてて、僕のお気に入りだったけど、約束だったからね、残念だが、仕方ない。
まあ、僕には昨日の動画もあるし、これからコレクションが増えていく楽しみがあるからね。
昨日のやつはちゃんと編集したら君にも見せてあげるから、楽しみにしててね。写真で撮ったやつを数枚、添付しておくから見てごらん。
それと、明日は必ず出社するんだよ。いいね。また夕方、メールするよ」
メールに添付された画像は昨夜の目隠しをされ、口にギャグボールを嵌められ、髪を鷲掴みにされた私の鼻水と涎で汚れた顔。
お尻に栓をされ、バイブとローターを固定され、乳首に洗濯バサミを付けられ、首輪で繋がれ四足で歩く私の後ろ姿と正面写真。
階段の踊り場でリードに繋がれ、排泄物にまみれた写真。
最後は、目隠しを取り、顔を全て晒し、男に後ろから抱き抱えられ、両足を開かされた私の姿。恐らく私が気を失っていた間に撮ったのだろう。
よく見ると、股間にはバイブが突き刺さり、お尻の穴へは男の肉棒が差し込まれている。
卑怯者!姿を現しなさいよ!
そう罵ってやりたい気持ちも、絶望感と恐怖に掻き消されてしまう。
携帯電話を放り投げ、私は再び布団の中へと潜り込んだ。
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