五時間近く、息子でもおかしくない歳の離れた若い彼氏と激しく愛し合い、その中で何度も絶頂し、疲れ果てて眠りについた彼氏を一人残して、一度も絶頂を迎えれずに疼き続ける身体を鎮めるために、暗いリビングで私は、裸で脚を拡げ、タオルを口に咥えて声を殺し、恥部に何本も指を入れては、中を掻き毟るように、激しく指を出し入れして弄くりました。刺激を強めるほど、快感を感じながら司に貫かれ何度も絶頂したあの夜の記憶が蘇りました。私はそれを必死でかき消すように、谷本くんの顔を思い浮かべ、心の中で彼の名前を叫びながら、恥部を弄くり続け、絶頂を迎えました。
行為を終えた私は、絶頂の余韻に浸りながら、しばらく暗がりの中で動けずにいました。と言うよりは、寝室で寝息をたてて眠る彼の横に、直ぐに戻れないでいました。
私、本当にどうかしてる…
あんなに彼が私を愛してくれて
何度も絶頂してくれたのに…
どうして彼では絶頂できなかったの?
彼との後に、こうして自分で
あそこを触って慰めるなんて…
彼の優しさや誠実さに、女として愛された喜びを実感し、その喜びをかみしめるほど、今の自分の姿が、とてもいやらしく淫らで、彼への罪悪感のような感情がこみ上げてきました。彼の純粋さを、私は踏みにじっているようにさえ感じていました。彼もこれまで、人並みに、他の女性とは経験があり、初めて経験する若い子みたいに、今まで味わったことのない快感で、直ぐに絶頂したわけではありません。なのに私は、彼との行為では絶頂を迎える気配すら、感じることができませんでした。むしろ、彼を傷つけてしまわないよう、彼に合わせて声を出すほど、行為の最中とは思えないほど、冷静で落ち着いていました。これから先も、
彼と一緒に時間を共にし、互いに愛が深まっても、気持ちとは反対に、私の身体が満たされないことを隠し、彼を騙し続けていかなければならないのか…そんな不安と罪の意識が、私をリビングに留まらせました。
窓の外が少し明るくなり始めました。もう彼が目を覚ます頃です。私は服を着るのにそっと寝室に戻ると、彼はまだ眠っていました。彼の寝顔を見ると、もう一度抱きしめ、そっとキスしたい衝動がわきましたが、彼への罪悪感から、私はそのまま寝室を出て階段を下りて、朝ご飯の支度と、洗濯した彼のシャツにアイロンをかけ、彼が起きるのを待ちました。
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