司の太くて長い肉棒に貫かれ、何度も何度も絶頂し歓喜した私のお尻の穴の入口が、分厚い唇みたいに赤黒く腫れあがり、別の生き物がぽっかり口を拡げているみたいで、自分では締めることができなくなっていました。感覚が麻痺したみたいで、痛みがないので、自分では、水着の股のところが茶色くなって、鏡に映し出し確かめるまでは、自分では気づきませんでした。すぐにでも病院に行った方がよいと思いましたが、こんなのを診られれば、何をしてこうなったのか、検査をして全てが明るみになってしまうかも知れないと考えると、医師や看護師たちの侮蔑と好奇に満ちた眼差しが怖くなりました。このままでは、外出はもちろが、普通の生活でさえ、自分で排泄さえコントロールできない…私のお尻は本当に元に戻るのか…私は不安でたまらなくなり、早く元通りに戻って欲しいと願いした。このままでは服も家も汚してしまうと、トイレにある生理用品からタンポンを手にし、お尻に入れました。一つだと頼りなく感じて、2つ、3つと入れ、
色の濃いパンティーの後ろの方に、大きめのシートを貼ると、それを履きました。お尻に違和感を感じましたが、お風呂を出た私は、ふらついた足どりで階段を上って寝室へ行きました。ベッドに倒れ込み、枕に顔をうずめました。一瞬でも何も考えないでいると、あの地獄の時間が鮮明に蘇ってきました。涙がとまりません。なかなか寝つけず、枕をびっしょり濡らしてすすり泣いていました。意識が薄れて眠りかけても、頭の中にこびりついた地獄の悪夢がフラッシュバックし、うなされては汗だくになって私は目をさまし、一晩中苦しめ続けられました。
ほとんど眠れないまま、窓の外が少しずつ明るくなり始めました。疲れ果てた身体を、ほとんど休めることができずに、
だるくて重い身体で、ぼおっとしたまま寝室を出ました。司、香の部屋にも変化はありません。香はもちろんだけど、やはり司も、結局家に戻ってないことがわかり、私は階段を降りてキッチンに行くと、コップに水を入れて、一気に飲みました。冷たさに心地よさを感じながらも、味のしないはずの水に、舌が苦味を感じていました。まだ、私の身体は汚物からは解放されていないと思い、私は歯ブラシを取って、時間をかけて何度も歯を磨きました。そしてもう一度、お風呂に入ろうと、湯船にお湯をためました。服を脱ぎ、栓をしたタンポンを抜こうと、前屈みでお尻を突き出し、お尻から出る紐を一本ずつ引っ張って抜きました。やはり中から流れ出してきているのか、タンポンが吸収して膨らんでいるみたいで、悲しいですが、抜くたびに小さな声を洩らしてしまいました。茶色く膨らんだタンポンに目を逸らし、トイレへ行きました。トイレットペーパーにくるんで、ビニール袋に入れ口をくくり、汚物入れに捨てると、私はお風呂に入り、
また何度も身体を洗いました。
お風呂から出た私は、リビングのソファーに腰を下ろし、見たいわけではないですが、一人黙っていると、再び悪夢がフラッシュバックすると、テレビをつけて眺めていました。
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