後ろ手に手錠をかけられ、アイマスクで視界を奪われた私は、男たちの車に乗せられました。大きなバンらしく、シートが取り外されて、床にはブルーシートのようなものが敷かれていました。私が床に座り込むと、隣、前、背後に人の気配がし、私は男たちに取り囲まれているのがわかりました。
「結局、着てきた服より、俺たちが用意したエロ水着の方が気に入ったのか?」
「ば、馬鹿なこと…こんなの気に入るわけないでしょ!」
いきなり、後ろの男が首に腕を回して私を押さえると、別の男が私の髪を鷲掴みにして、思いきり頬を平手打ちしました。
「言葉遣いに気をつけろ、この淫乱ババァ!俺たちの前で、あんな醜い姿晒しておいて、何を今さらまともな人間ぶってんの?てか、お前はもう人間じゃなくて、モノなんだよ?立場をわきまえな!?」
「ち、違うわ!私はあなたたちの所有物じゃないわ!あんな馬鹿げた紙切れ、何の意味もないわっ!司は私の息子よ?司だってあんなもの、まともに考えるわけないでしょ?」
「クククっ…まぁ、せいぜい、そう信じてりゃあいいさ。なぁ?」
「ハハハ…どこまで強がってられるか…そのうち嫌でも自分の運命を思い知るんだし…」
私は、この卑劣な男たちの言葉に、ますます怒りがこみ上げてはきましたが、もうこれ以上、この男たちと口をきくことさえも耐え難くなり、言い返すことも止めました。言いたいなら、何とでも言えばいい、私はこれ以上、あなたたちのような人と関わりたくない…そんな気持ちになりました。私は何を言われようが、
この正気ではない男たちをこのままやり過ごし、何とかこのまま無事に、自宅に帰ることだけに気持ちを切り替えました。
「やっぱクセぇ!あんなにスプレーぶっかけても、コイツのカラダからはクソの臭いがプンプンしやがるぜ?」
「そりゃそうだろ?あんな臭いクソしやがるんだから。おまけにコイツ、あんな臭いクソ、美味そうに食ったんだぜ?コイツが息するたびに、クソの臭いがするのは仕方ないだろ?」
「元々コイツ、口臭もかなりキツいのに、うんこ食ってパワーアップしてるぜ?」
「コイツの口も、もう肛門と同じだな?ハハハ…」
車内で延々と男たちの私への罵倒と嘲笑が続きました。無視し続ける私は、何度か顔だけでなく胸や恥部、お尻を弄くられたり、ぶたれたりもしましたが、必死で口を固くつぐんで耐え続けました。
車に乗ってから、もうかなり時間が経ち、本当にこのまま無事、家に帰してもらえるのか不安さえ感じ始めていましたが、ようやく車が停まりました。私は手錠とアイマスクを取られると、すっかり外は明るくなっていていました。急に明るくなり、まぶしくて視界がぼやけていましたが、そこにはいつも見慣れた景色が目の前にありました。車内の時計は7時を少し過ぎていました。通りには、近所の人たちも、通勤通学、ゴミ出しや掃除をしていました。
「うちに着いたぜ。さっさと出なっ!」
家の前に車をつけられ、ドアを開けられた私は、恥ずかしい姿のまま突き飛ばされるように車外に放り出されました。バッグを私に投げつけると、車は走り去っていきました。私は、こんな姿を見られてはと、慌ててバッグから鍵を取り出し、家に入りました。
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