媚薬の耐え難い疼きも、司との行為で満たされ、時間の経過と共に、次第に冷静さを取り戻し始めた私は、これから自宅へ帰るのに着るように差し出されたメッシュ地の水着に、戸惑いました。そんな私に男たちは、着たくなければ裸でも構わないと、最後の追い討ちをかけてきました。私は、ボタンを引きちぎられたカッターシャツの方がマシだと思いました。
「わ、私が着ていた服はどこ?こ、こんなの着て外に出るより、ちょっと破けたぐらいなら、着ていた服を着て帰ります!」
部屋を見渡すと、薄暗いながらも、私を狂わせた物が散乱し、私が漏らした大量の汚物が床に広がっていました。媚薬は、私の理性を奪うだけではありませんでした。時間の経過と共に効き目が消えていく中で、再び冷静さを取り戻した私の目の前には、理性を失い歓喜した私が
残した惨状が広がり、その現実が普段に戻った私に容赦なく突きつけられました。
「別に、着てきた服がいたんでてもいい…とおっしゃるなら、どうぞお渡ししますよ?」
一人の男か、さっきまで私が醜態の限りを尽くした、おびただしい量の私の汚物が撒き散らされたブルーシートの辺りで、私の服を高く上げて私を呼びました。ぐったりした重くだるい身体で、私は服を取り戻そうと、男の方へ向かいました。
「お返ししますよ、ほれっ」
男はよりにもよって、わざとらしく、私の汚物でビチャビチャの床の上に、手に持っていた服を、一枚一枚床に放り落としていきました。私は慌てて服を拾い上げました。その瞬間、絶望と怒りで私は絶句しました。
「すみません、うっかり落としちゃいました。着て帰りたい服に、富美代さんがぶちまけたうんこ、ついちゃいましたね。これじゃあ、私たちの車が汚れちゃいますから、お送りできないですね。て言うか、うんこがついてても、これじゃあ着て帰れないですか?クククっ…」
拾い上げた服は、例えうんちがついてなくても、とても着て帰ることはできないように、男たちによってめちゃくちゃにされていました。
もう履く意味がないぐらいに、丈を短く切り落とされたスカート…
胸元を切り抜かれ、私の赤い口紅で、背中や袖に卑猥な落書きをされたシャツ…
『山本富美代 50歳
縛られた童貞の実の息子を
おめこと肛門でレイプ』
『セックスのためなら浣腸大歓迎』
『脱糞食糞も公開しまぁす』
「あ、あなたたち…最低…卑怯者!」
「逆ギレですか?何なら今すぐ警察、呼びますか?別にいいですよ?警察に私たちを捕まえてもらえば気が済むなら、お好きにどうぞ。ただし、いろいろ調べられますよ?ねほりはほり問いただされた上、カラダの隅々まで検査されて…挙げ句、富美代さんの醜態の一部始終を残したビデオも、富美代さんがサインした誓約書も全て押収され、表沙汰になって…週刊誌なんかに取り上げられたらたちまち、あなたの家族や親戚も、生き恥をさらして一生がめちゃくちゃになるかも知れませんが。それでもよければ、止めはしませんよ?さぁ?」
私にはもう、この男たちに抵抗する術は残されていませんでした。こみあげる怒りを必死に抑えました。
「どうでもいいですが、早く帰り支度をしてください。時間がないですから。息子さんはもう、着替えを済ませてますから、先に私たちと出て、外に停めてある車に乗っておきますから。」
そう言うと男たちは、司を囲んで支えるようにして、部屋を出ていきました。一人残された私は、突きつけられた卑劣極まりない現実に、激しい怒りを感じながらも、変わり果てた服を床に投げ捨て、男たち差し出した水着を着て、部屋を出ました。まだ陽が昇る前で、灯りもついていなくてはっきりわかりませんでしたが、そこは確かに、小さなオフィスのようでした。早く出ないと…と、私はまた扉を開けて通路へ出た瞬間、いきなり羽交い締めされ、後ろ手に手錠をはめられました。
「いやぁぁ…何するのっ!」
「大人しくしなっ!」
男たちが私を待ち伏せしていました。そして私は、アイマスクで視界を奪われると、男たちに引っ張っられるようにして連れていかれ、車に乗せられました。
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