「…んんん………」
「おぉ、ようやくお目覚めかい?」
「えっ、何っ?どうなってるの?」
意識が戻った次の瞬間、私は自分の身体に異変があることに気づきました。目を開けているはずですが、何も見えず真っ暗で、目元を何かで覆われていました。
それを外そうとしますが、後ろ手に縛られていて、全く動かせません。
「ようやくお目覚めらしいぞ?」
「アンタがいつまでも気持ち良さそうに眠っていたから、俺たち、もう待ちくたびれたぜ?」
「何なの?あなたたち、私をこれからどうしようとしてるの?こんなことして、どうなるかわかってるの?」
「おやおや?この期に及んで、まだ反抗的だね。まぁ、強かっていられるのも今のうちだろうけど。」
「何を馬鹿なことを…早く目隠しを外して!縄もほどいてよ!」
バチン!!
大声で騒ぐ私は、思いきり頬を平手打ちされました。
「おい!あんまり調子に乗るなよ?大声を出して騒ぎ立てたところで、ここには誰も助けには来ないんだからよ…」
「ここはどこなの?司…息子は?」
「息子ももちろん、ちゃんとここにいるぜ。元気にしてるよ。何せ、これから母親として不甲斐ないアンタが、親として責任をとる姿を、しっかり目に焼き付けてやるんだからな…」
そう言われると、目隠しが外されました。その瞬間、青い間接照明で微かな照らされていますが、薄暗い部屋で、目の前には、さっきまでと同じように、イスに縛りつけられた司がいました。ただ、明らかに家ではありません。私は見たこともない部屋の真ん中で、大きなテーブルの上に、後ろ手に縛られ、横になっていました。はっきりとは見えないですが、コンクリートの打ちっぱなしのような、広い部屋の周りには、産婦人科にある診察台のようなものがありました。刑務所のように、洋式便器もむき出しのままありました。囚人を拷問にかける時に連れてくるような、冷たく不気味な感じのする部屋でした。
「さぁ、始めるとしましょうか?」
一人の男の合図とともに、私は何人もの覆面を被った男に取り囲まれ、台の上から下ろされ、少し離れた息子の前に、突き出されるように連れて行かれました。
「おい!お前は今日これから、自分の母ちゃんの恥ずかしい姿、たっぷり見させてやるから、目ぇ見開いて、しっかり目に焼き付けな?」
そう言うと、一人の男が、テレビ局が使うような、大きなビデオカメラを私に向けて構えました。
「一体私をどうする気?本当にこんなことしたら、タダでは済まないわよ。」
「だからさ、50の太ったアンタが、息子を目の前にして、恥ずかしい姿になっても、気持ち良さそうにするトコを撮ってるのさ。これから起こるコト、全部撮ってやるよ。警察に行くなら行ってもいいけど、証拠ビデオを出す勇気があればな…」
男たちは乱暴に、引っ張り引きちぎりながら、私の衣服を剥ぎ取っていきました。
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