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麻里は、佐藤の洗脳もあったが、目隠しをされていることで、現実と妄想の世界の区別がつかなくなっていたのかもしれない。いずれにしても、それほどまでに興奮していたのは、事実なのだろう。
夢中で乳首を責め立てている麻里の耳元で、佐藤が言う。
「淫乱。・・・マゾ女。」
その言葉で、はっ!と我に返る麻里。
「そろそろ、いい頃だろう。濡れて気持ちが悪いだろうから、俺が脱がしてやるよ。」
麻里は抵抗したかったけれど、自分がしてしまったことに茫然としていて、もはやされるがままだった。
ロングのスカートの中に手を差し込まれ、ゆっくりとズリ下げられていくショーツ。そして、足から抜き取られたそれが、麻里の鼻先へとぶら下げられる。
目隠しをされていても、それが何なのかは匂いで分かる。
「奥さん。おまんこだけでなく、陰毛や内腿までべっとりとまん汁で濡らしている股座(またぐら)を、見てもらいたいんだろう。だったら、いつものように、テーブルの上で四つん這いになるんだ。」
麻里はまだ固まったまま動けない。
「ふふふ・・・・これは、頭に被せてやろうか?変態女には相応しいからな。」
男がショーツを麻里に被せようとすると、さすがに麻里は抵抗した。
「まあ、いい。さあ・・・俺が手を引いてやるから、テーブルに乗るんだ。」
こうしてテーブルの上に乗せられ、ソファーに向かって尻を向ける形で四つん這いにさせられてしまう。まだスカートを穿いた状態であっても、麻里はこの後に何をされるかが分かっている為、足が震えてしまう。
「足を開いて・・・、両肘をテーブルについて・・・・そうだ。前にも、こんなポーズをしたまま、じっとしていたな。それも、スマホで何かを見ながら、その言葉を呟いて・・・・。何を言っていたんだ?奥さん。」
麻里が読んでいたのは、もちろんSM小説。
その主人公は、浣腸オナニーをしていた処女の女子大生だったり、肛門を見られることに特別な羞恥を感じているイベントコンパニオン、再婚相手である夫にアナル処女を狙われている人妻、あるいは、陰毛が濃過ぎ、エステシャンによってアナル周りの毛を脱毛されるOLさんだったり・・・。いずれにしても、肛門を見られながら辱めを受ける女性たちの物語だった。
その中で言われる恥ずかしい言葉、蔑むような言葉・・・、そして、屈辱的な言葉だったり、自ら蔑むような言葉を言わされるシーン!
麻里はそんなシーンに、胸に剣を突き刺され、グリグリと抉られるるような痛みだったり、何本もの鋭い矢で射抜かれるような苦痛、心を荒縄でギリギリと締め上げられるような苦しみを感じながら、おまんこを熱く火照らせ、アナルを疼かせていた。
「奥さん。自分でスカートを捲ってくれないか?いつものように・・・」
「もう・・・ダメです。はあぁぁーー・・いっそのこと、私を縛って・・ください。後は・・・あなたの好きなように・・・・」
命令されたとはいえ、洗脳されたとしても、乳首を自分で責めるように弄ってしまったことに、強い罪悪感を感じていた麻里は、これ以上、何かをさせられるのは堪えられなかった。
だが、佐藤はそんな気はさらさらない。
「奥さん。俺は奥さんの抱えて来た長年の苦しみから解放してやろうと思って、こうして命令をしてやっているんだ。」
男はビデオカメラを構えながら、じっくりと時間を掛けて麻里を追い詰めていく。
「オナニーをすることが出来ず、身体を触れなかった辛さ。一方では、自分の身体に触れないことを言い訳にして、羞恥責めを自らに課して、興奮を貪っていた奥様は、それがオナニーだと分かっていたはずだ。オナニーとは、本来、生殖とは無関係に一人で性的な興奮を貪る行為だとすれば、明らかに、奥さんのしていることは、オナニーそのもの・・・。そうだろう。」
全てを見透かされていることに、麻里は恐ろしさを感じていた。かと言って、男に反論する術など持っていない麻里は、ただ押し黙って男の言葉を聞くしかなかった。
「つまりだ・・・。もう奥さんはオナニーの罪を犯していることになる。毒を食らわば皿まで・・・。そろそろ、楽になったらどうなんだ?」
尻を高々と上げたまま、追い詰められていく恐怖に怯えながら、何も出来ないでいる麻里。
縛られて、何も抵抗出来ないまま無茶苦茶にされた方がマシ!
厳しい命令、そしてそれに従えなければ鞭で打たれてもいい、強制的に恥ずかしいことをさせられるなら、まだ堪えられる!
だが、佐藤は冷酷にも突き出された麻里のコンプレックスである尻を撫で回しながら言う。
「ウェディングドレス姿、とてもエロかったですよ。このいやらしい尻が、特にね。」
さらに・・・
「奥さんだって、見られたくてあんなドレスを選んだはず・・・。それに、俺たちにも、わざと見せていたんでしょ。様々なポーズを取って・・・・」
佐藤は、そう言うと麻里の尻を撫で始める。さらに、尻の割れ目から女の割れ目までを、スカート越しに撫で回す。
「い・・・いやですっ!はあぁーー・・・」
「もう、いい加減に楽にしてあげましょう!」
そう言うと、一気にスカートを捲り上げてしまう。
「ああぁぁーーーーー・・っ!!」
とうとう見られてしまった!!そんな絶望的な声を上げる麻里。
「うっそうと生えている・・・とは、このことですね。確かに、毛が密に生えているだけではなく、その範囲も広い。それに、興奮した奥さんの割れ目から、僅かに覗く赤い肉は、何ともいやらしい。」
佐藤は奥様の股間をじっと見つめながら言葉を続ける。
「でも・・・見てもらいたいのは、肛門なんでしょ!周りにも毛が生えて・・・皺だらけの尻の穴は、まだ処女らしい。おおぉぉっ!締まる、締まるっ!!もっと近くで見てあげましょうか?」
そう言うと、顔を近づけて行き、息を細く吐くようにして肛門に吹き付ける。
「はううぅぅぅっっ!」
「さあ・・・。まずは、ぐっしょりと濡れているおまんこから、たっぷりと苛めてあげましょう。これまで、自分では指を入れることが無かったおまんこ・・・。オナニーのやり方が分からない奥さんに、どうやって責めれば感じるか、俺がお手本を見せてやろう。」
その言葉が終わるか終らない内に、佐藤の二本の油夫がズブズブとおまんこの中に潜り込む。そして、最初は単純に出し入れをしながら、奥様の様子を観察する。
かつての恋人、そして現在の夫とのセックスでも逝けたことが無い麻里だが、二つの恥ずかしい肉の穴を間近で見られながら、おまんこを責められていると言う強い羞恥が、麻里の感度を上げていたのだろう。ゆっくりとした単純な動きですら、それまでとは全く違う興奮と快感をもたらしていた。
「さあ、これからですよ。」
佐藤は軽く指を曲げると、捩じるように指を出し入れを始める。
おまんこの中を掻き回すようないやらしい動きに、「そんな風に苛めないでっ!!」そんな想いで抵抗してしまう。しかし、そうした抵抗する気持ちが強くなればなるほど、おまんこをきつく締め付け、より強い快感に襲われてしまう。
さらに、Gスポットを責めるような動きに変わると、麻里の尻は淫らにくねりだし、ヌチャ、ヌチャと言う卑猥な音を立ててしまう。
「お願い・・・そんなっ!はあぁっ!!・・ぬ・・抜いてっっ!!ははぁぁぁっ!!!」
「さあ、これからが本番ですよ。奥さん!!」
と、右手でおまんこを責め立てながら、左手の中指で肛門の入り口を、円を描くように撫で回す。
「ひぃぃぃぃっっ!!!」
思わず上げてしまった甲高い声!!
「やっぱり、おまんこだけよりも、こうされた方が興奮するようですね!!いいんですよ。もっと尻をくねらせて感じも・・・。ほらほら、指が奥へ入り込みますよ!!」
そんなことを言いながら、指の先端を肛門の中心部に押し当てるようにして、ゆっくりと力を入れていく。
「いやっっ!!指は・・・あああぁっっ!!そんな、汚いところ・・・いやっっっ!!!!」
その言葉を待っていた佐藤は、本気で指を突っ込む気など最初からなかった。この言葉を引き出せれば、奥様への浣腸責めが出来る・・・そう考えていたのだ。
佐藤は、指を入れるのを止め、再びアナルの表面を指で撫でながら言う。
「では・・・・浣腸をしてあげましょう。それなら、問題は無いはずだ。」
「か・・浣腸だなんて・・・!!絶対に、ダメですっ!!!」
すでに佐藤がやって来る前から、浣腸責めで臭い物を噴き出すことがないよう、事前に洗腸まで済ませてある。だが、そんなことを言ってしまえば・・・・・
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