第15話
興奮で息を荒くしながら美智子は1つの選択をした。
「ハァ…ハァ…な、中で…イキたいです…」
「ふふっ。中じゃわからないよ。ちゃんと言える…よね」
こう言いなさいとは強要せず、美智子の意思で卑猥な言葉を言わせようとしていた。
「は、原田社長って…本当に意地悪なんですね…」
そう言う美智子の声はやらしい言葉を言うのが嫌で言ったのではなく、言わされる事に興奮しているようだった。
もし祐一が同じ事を言って来たら…果たして喜びを感じていただろうか。
何故好きでもない年上の男に侮辱され興奮してしまうのか。
美智子は疑問に思っていた。
「君を初めて見たときから、こういう日が来るのを願っていたんだよ。そして、君なら…こういう責めに弱いとも思っていたんだよ」
自分さえ知らなかった性癖を見抜かれていた事に恥ずかしそうにしながら美智子は観念したように口にした。
「み、美智子のグショグショのオマンコの中を掻き回してイカせて下さい…」
前からずっと言わせたいと思っていた言葉を放った美智子の声は想像していたよりもずっと色っぽく、卑猥で原田の欲情をさらに掻き立てた。
「こんなやらしい言葉…祐一君にも言ってたのかね?」
「いえ…誰にも今までの人にも…原田社長が初めてです…早く…早く掻き回して…下さい…」
これ以上焦らされたくないと美智子はさらに原田を求める言葉を発した。
原田も美智子にありとあらゆる初めての事をさせたいと思いながら、ずっと口を開けて待っていた、秘部の中へと指を沈めた。
そこは十分に濡れ熱を帯びて原田の指を歓迎した。
少し曲げ軽く動かすだけでクチュクチュと卑猥な音を立て始める。
「んッ…アッ……」
原田の指を感じながら甘い声を上げる美智子。
原田はゆっくりと指を動かし中の感触を楽しんでいる。
そのもどかしい動きに堪えきれず美智子は腰を動かし始めた。
「おやおや…これじゃあ物足りないないかな?やらしく腰まで動かして…」
クチュッ…ネチャッ…ネチャッ…
と粘着性のある音に代わっていく。
「ハァ…ハァ…アンッ…もっと…欲しい…です…」
瞳を潤ませ懇願する美智子は正に女から牝へ変わろうとしていた。
「いいだろう。極上の快感を与えて上げよう」
そう言う、原田は探し当てた美智子のツボをいきなり激しく指で刺激し始めた。
溢れんばかりの愛液がシーツを濡らしていく。
「アンッ…アァァァン…イヤイヤ…そこッ…ダメぇぇ…な、何これ…アッ…凄い…」
突然の快感に動揺しながら喘ぐ美智子。
「美智子のやらしい汁がいっぱい溢れてるよ…気持ちいいかな?」
さっきよりも遠くで聞こえる原田の声に「アンッ…アッ……おかしくなっちゃう…こんなの初めて…イクッ…」
「もうイッちゃうのかい?ほら、まだダメだよ…」
焦らすように指の動きを緩めていく。
原田は美智子の予想以上の反応をみながら、次回に実行しようとしていた、ある言葉を言わせるべく、タイミングを見計らっていた。
つづく。
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