第11話
既に到着していた原田を見ただけで身体の奥はキュンとなる。
「あの…連絡して…すいません」
美智子の言葉とは思えない程、原田の前では別人だった。
「気にしなくて構わないよ。私こそこんなに早く再会出来ると思わなかったから嬉しいよ」
二人は寄り添い、昨日と同じ部屋に入った。
いきなり原田に抱き締められ熱いキスをする。
どちらからともなく舌を絡ませ合う。
それだけで美智子の身体は蕩けてしまいそうだった。
「昨日会った時とはまるで別人だね…私の機嫌を取ってまで欲しいバッグがあるのかな?」
金の為が前提だった昨日と違う反応を突かれ今日は金の為ではないと素直に言えない美智子は戸惑いながらも、原田の言葉を利用した。
「昼間、元夫から連絡がありました。いつでも連絡してくれって。だから私は前から欲しかったバッグを買うために連絡しました。
でも…せっかくなら原田社長に嫌な思いをさせたくないって思ったんです」
「そうかい。まぁ理由はどうあれ、こうやって会えた事が嬉しいよ」
実際、原田にとって美智子が会いたい理由などどうでもよかった。
重要なのは美智子の中に眠るマゾを目覚めさせる事だったのだ。
お互い服を着たままベッドに移動すると昨日と同じように後ろから抱き締め羽織っていたジーシャンを脱がしTシャツの上から胸を揉み始めた。
そこで初めて美智子がブラを着けていないことに気付いた。
「いつから着けてないのかな?」
「原田社長からのメールの後からずっと…買い物にも行きました」
流石の原田も半ば冗談のつもりで送ったメールを実行していたのは驚きだった。
「もうこんなに固くして…それでどうだったんだい?」
揉みながら、乳首を指に近付けていく。
「それで…乳首が擦れて…」
息を荒くしながら答えていると、
「こんな風にかな?」
Tシャツの上から尖った乳首を指で激しく擦っていく。
「アァァァンッ…」
乳首に痺れるような快感が走り、思わず大きな声で喘いでしまった。
「それで…下の方は確認したのかな?」
今度は乳首を回すように撫で質問を続けた。
「アンッ…ショーツも…アンッ…グショグショに…アンッ…濡れてました…」
「じゃあ本当かどうか確認しなきゃいけないね。ジーパンも脱ごうか…」
もはや美智子に逆らう気などない。
座ったまま腰を浮かせてジーパンを脱ぎM字に開いた。
薄いピンクのショーツの股の部分ほとんどが愛液で濃くなっているほど濡れていた。
「本当に凄く濡れてるね…買い物中すれ違った人にやらしい匂いしてるって思われたかも知れないね…」
原田の言葉責めに恥ずかしくなり、顔や首がどんどん赤くなってきていた。
「そんな…アンッ…やらしい匂いなんて…アンッ…ハァハァ…」
恥ずかしいのに、美智子の興奮は高まり、乳首だけでまた昇り詰めようとしていた。
「ほら、ノーブラで買い物に行ったご褒美だよ…」
乳首を激しく、時には弱く撫でていく。
「アァァァン…ダメッ…気持ちいい…アンッアンッ…あぁぁん…イクッ…」
乳首の次は…今日こそは…そんな期待を抱きながら美智子は絶頂を迎えた。
つづく。
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