競技が進んでいく。飛び道具は禁止だが、刃物や棍棒の類いは使ってもよい。どの国も、少女は護るものの、韓国人強姦魔に苦戦している。ひとりなら何とか駆除出来るが、ふたりだとかなり難しくなる。
日本の番になった。競技場の中央に佇むのは、小学校高学年くらいの少女。可愛いが、そっちの趣味がなければそれだけだ。しかし……。韓国人の男は、見境が無い。相手が弱い子供となれば、尚更だろう。不安そうに立ち竦む少女のもとに、色留袖を身に纏った彩子さんが歩み寄った。
少女の肩を抱いて、笑顔で何かを話し掛けた彩子さん。彩子さんの顔を見上げた少女は、笑顔で大きく頷いた。
競技開始のブザーが鳴らされた。一〇匹の韓国人強姦魔が、競技場に放される。大人とか子供とか……は関係ない。女を視界に入れた韓国人強姦魔たちは、狂気の笑いを発して迫り来る。
彩子さんが、少女を背後に庇う。少女は、両手で自分に目隠しをした。帯に挿し込んでいる七首に手を掛けた彩子さんが、ギリギリまで韓国人強姦魔たちを引き付ける。次の瞬間……。
鞘ごと七首を抜き取った彩子さんが、七首の刃を鞘から抜き、その鞘を手放した。
韓国人強姦魔の集団に跳び込んだ彩子さんが、七首で韓国人強姦魔の喉を抉りながら一陣の風となって走り抜ける。場内に心地好く響き渡る、韓国人強姦魔の断末魔の悲鳴。
走り抜けた彩子さんの背後には、韓国人強姦魔の累々たる屍。この間、僅か一分少々。もちろん……。韓国人強姦魔たちは、可憐な少女に指一本触れるごとも出来なかった。
「ヤス! マサ!」
「はい! 姐さん!」
彩子さんの声に、返事をしたふたり。ヤスは白い布を手に、マサは七首の鞘を拾い上げ、彩子さんのもとに駆け寄った。彩子さんの前に跪いたふたり。ヤスが白い布で刃の血糊を拭き取り、マサから受け取った鞘に彩子さんが刃を収める。
そんな彩子さんに、場内から割れんばかりの拍手が送られる。もちろん……。場内総立ちである。更に……。
「エクセレント!」
「グレート!」
拍手に混じり、そんな歓声も耳に入ってくる。
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