(チラシの裏にでも書いた方がよいかもの駄文ですが一応第二章です)
嵐のような午後が終わって、しばらくは放心状態になってしまった。
なんとか娘の部屋は元に戻したが、夕食作る気力がなくなり、娘と外食で済ませてしまった。
後悔や罪悪感が全くなかったわけではないが、それにも勝る快楽を知ってしまったのだ。
それでも3日は我慢した。担当を変えてもらって縁を切ることも考えた。
我慢できずにメールした。会いたい。とだけ書いた。
返事は来ない。電話しても返事がない。次の日に、お会いしたいですご主人様。とメールした。
返事がすぐきた。
やっと自分の立場が少しはわかったみたいだね、牝犬楓。でも今夜は駄目だよ。鬼上司のノルマがキツいんだ。代理を送るからよろしく。
仕事が忙しいなら仕方ない。でも代理ってまさか、この前の2人だろうか?
あの2人に自宅まで来られたら困る。そう思いながら、拒否も承諾もしなかった。若い2人と私とでは経験が足りなすぎる。それでも最後は3人協力して登りつめたことを思い出すと頑なに拒否するのもためらってしまう。せめてまた、あの建物の裏で、と思ったが、自分から言い出すのも気が引けた。
色々迷って返事をしないでいると、電話が鳴った。ご主人様からだ。
牝犬の分際で無視かよ!と叱られた。
ポストを見るように指示された。紙袋が入っている。中をあけるとピンク色の楕円形のもと、真珠のような数珠と、精巧な擬似ペニスが入っていた。思わず、あたりを見回してしまう。慌てて家に入った。ご主人様は笑いながら、俺の代理気にいった?と言った。
高校生じゃなかった、ホッとしてがっかりした。
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