莉緒物語7
「後で、先生にも見せてやるよ!」・・・その意味が、何を意味しているのか、莉
緒は一瞬、分からなかったが、すぐに気付いた。
(まさか、ビデオを・・・?!このライトも・・・撮影をする為?!!!)
「お願い。・・・馬鹿なことをしないでっ!」
「先生。ビデオを撮影したからと言って、これを他人に見せる気はない。保険です
よ。・・・先生が、ここでの出来事を誰にもバラさらない為の。」
(悪党っっ!!!)
まだ高校生だと言うのに、これまで、どれだけの女性を毒牙に掛けてきたのか?!
一つ一つのやり口が汚い。
(蜘蛛の巣に引っ掛かり、藻掻(もが)く哀れな蝶を助けようとして、私は蜘蛛の
巣に自ら飛び込んでしまった・・・。そして、彼女は助けられたけれど、私は、二
匹の陰険な蜘蛛に嬲り者にされ・・・殺されてしまう!!)
莉緒は、教師を志した時、「生徒に危険が迫った時には、身を挺して、生徒たちを
守る」ことを誓った。しかし、それは理想、理念であって、現実は、想像を絶する
過酷なものであることなど、知らなかった。
だが、後悔している訳ではない。これから、彼らの手で、どのような辱めを受ける
にしても、犯されるにしても・・・、少なくとも、亜梨沙をこの魔窟から逃すこと
が出来たのだから・・・・。
「先生!両肘を床につけてっ。足を開くんだ。」
(何も考えては、いけないっ!!ああぁぁーーー。でも・・・、そんなポーズをさ
せられて、スカートを捲り上げられてしまったら・・・?!!!)
ゆっくりと、指示されたポーズを取る莉緒・・・。心臓は破裂しそうなほど高鳴
り、羞恥で全身が燃えるように熱く火照っていく。
「おい。山本!もう一台、ビデオがあったはずだな。お前は、前に回って先生の哀
れな顔を撮っておけ。新米聖職者の莉緒先生が、どんな表情をしているか、見てみ
たいからな。」
「えぇっ?!俺・・・?!!」
これから、スカートが捲り上げられれば、待ちに待った先生の濡れたいやらしいお
まんこが拝める・・・と、期待していただけに、山本が渋る。
「いいから、やれっ!埋め合わせはしてやるから・・・。」
「分かったよ。」
命じられた山本は、莉緒の前を通り過ぎ、床に置いてあったもう一つのライトを点
ける。そして莉緒の前まで来ると、カメラを向けた。
「先生。・・・お顔を見せてくださいね。」
だが、莉緒はカメラの方を見られない。
「俺も命令をされている身なんでね。悪く思うなよ。」
山本はそう言うと、莉緒の顎を掴み、顔をカメラに向けさせる。目を固く閉じ、唇
を強く噛み締める莉緒・・・。
「そんな、怖い顔をしなくても・・・。でも、そんな顔をしているのも、今の
内・・・。オナニーを始めれば、バイブが気持ちよくて、いやらしい顔を見せてく
れるんだよね。・・・先生っ!」
岩井が山本の無駄話を断ち切るように言う。
「先生!スカートを捲って、おまんこを見せてもらいましょうか?!・・・このポ
ーズだと、尻の穴まで丸見えになってしまうはずだが・・・。」
「・・・・・・・っっ!!」
目を閉じたまま、片手を尻の方に回す。しかし・・・怖くて、手が思うように動か
ない。
「やれ、やれ・・・。」
岩井は、出来の悪い子を前にして、嘆く教師のような口調で言いながら、莉緒の真
後ろまで歩み寄る。そして、ライトが邪魔にならないような位置にしゃがみ込む
と、一気にスカートを捲り上げた。
「いやぁぁぁーーーーっっ!!!」
生徒会室に響き渡る女教師の悲鳴・・・!
(み・・・見ないでっ!!お願いだから・・・見ないでっ!誰か?!!助けてっ
っ!!!)
以前、試着室で味わった羞恥とは、比較にならない羞恥地獄に、莉緒はパニックに
なってしまう。
しかし、「蛇に睨まれた蛙」のように、身体は硬直したまま動くことが出来ない。
びしょ濡れのおまんこや、羞恥にヒクヒクと痙攣するアナルまでも晒したま
ま・・・。
しかし、パニック状態になっている莉緒とは対照的に、岩井は、落ち着き払ってい
た。
「先生とはいえ、学生時代は遊んでいたと思ったが、意外とそうでもないらしい。
あれだけショーツを濡らしていたんだ。ラビアはいやらしく捲れ上がって、小便の
穴まで丸見えになっていると思ったが、・・・綺麗なもんだ。」
「止めて・・・、止めてっ・・・。ああぁぁーーー・・だめぇっ・・・。」
莉緒は恐ろしい現実から逃れようと、魘(うな)されるように呟く。
「これから、このおまんこにバイブを突っ込んでオナニーをするというのに、この
様(ざま)では、無理かな・・・。やっぱり、縛ってから、犯すしかない
か・・・?!」
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