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2
投稿者:秋雨
◆kr0AbkBuKU

「いつ頃から、そういう事をし始めたの?」
「小六の頃くらいに・・・」
「へぇ、和希君って小学生からそんな事してたんだ」
「べ、別に俺だけじゃないよ!周りの友達も皆そういう事もうしてたし・・・」
 真由からの言い方に、和希は不本意だとばかりに慌ててそう反論してくる。
(フーン、最近の子はやっぱりそういうのに目覚めるのも早いのかな?)
 和希からの言葉に、真由は何気なくそう思った。
「どうやってするの?」
「そりゃ・・・普通に・・・」
「普通っていうのは?」
「意地悪しないでよ、真由さんだってそのくらい分かるでしょ?」
 質問をどんどん掘り下げてこようとする真由に対し、さすがに和希も恥ずかしさ
で堪らないといった様子になっていく。
「じゃあ、その時の和希君は何をオカズにしてるのかな?」
 しかしなおも真由は、和希へと答えずらい問いを投げ掛ける。
「もういいじゃん、こんな話をそこまでする意味ないんだし・・・」
「意味はなくないと思うけどなぁ。私、和希君のそういう面にも興味あるし」
「何でそんなとこに興味あるのさ」
「だって、和希君の雰囲気からは想像出来ないからね。とっても爽やかでクールな
サッカー少年って感じの男の子が、夜には・・・」
「や、やめてってば!」
 真由の言葉を遮る様に、和希は叫んできた。
「私相手に、隠す様な事じゃないと思うけど?」
 真由はそう言いながら、和希の股間へと視線を向ける。
 そこにはもう、和希の外見上のイメージなど呆気ないまでに吹っ飛んでしまう事
実がとっくに晒されていた。
「あの・・・真由さん・・・お願いだから、そういう事をいちいち言うのはやめて
よ・・・」
 本当に困り果てたとばかりに、和希は訴えてくる。
 繊細な年頃の和希にしてみれば、女性相手にそんな話をさせられるのが耐え難い
くらいに羞恥心があるのだろう。しかしそんな純情そうな和希が、ますます真由は
気に入っていく。
「じゃあ、ちゃんと答えて。こんな事に、君だってダラダラ時間を長引かせるのは
嫌でしょ?」
「・・・・」
「オカズは、学校の可愛い女子とかかな?」
「そんなんじゃないけど・・・」
「好きな子とかいないの?」
「別に・・・」
「ホントに?女の子とかにそういう興味があるから、こういう事だってするんでし
ょ?」
 再び、真由は和希の股間へ軽く刺激を加えていく。
「んっ・・・あっ・・・ま、真由さん・・・」
 それまで真由の手の動きはすっかり止まっていただけに、意表を突かれたとばか
りに和希はビクッと身を震わせて敏感に反応を示してきた。
 そんな和希の姿がどこか滑稽で、思わず真由は笑いそうになってしまう。
「ちゃんと答えなさい」
「ホントだってば、俺・・・別に今は特定の相手が好きとか・・・そういうのまだ
ないから・・・」
「ただ純粋に、女の裸とかセックスに興味があるって事?」
「何かその言い方はあれだけど・・・まぁ、そうだよ・・・」
 渋々といった表情で和希は言う。
「じゃあ、普段は何に興奮して和希君はオナニーしてるの?」
「雑誌にあるグラビアの写真とか、そういうので・・・」
「エッチな本とかビデオとか、そういうのは?」
「たまに友達に貸してもらったりとかはするけど・・・そ、そういうのはホントに
たまにだから!」
 信じてくれとばかりに、和希は強い口調でそう言ってきた。
 しかしそんな事は今の真由にはどうでもよく、そのまま次の話題へと移ってい
く。
「そういえば、この前あげた私の下着はどうしたの?」
 真由がそう問うと、和希はドキッとした様子で急に狼狽の表情を浮かべてきた。
(ホント、分かりやすい子ね)
 真由は内心ほくそ笑む。
「ちゃんとあるよ、部屋に・・・見つからないように隠してるけど・・・」
「置いてあるだけ?」
「な、何が言いたいのさ・・・」
「あれを持って帰って、和希君はどうしたのかなって思って」
「何もしてないよ・・・」
 まるで嘘を親に問い質される子供の様に、和希の目はすっかり泳いでいた。
「ちゃんと私の目を見て言って」
「・・・・」
「どうしたのかなぁ、和希君?」
 意地悪っぽく、真由は和希を追い詰めていく。
「真由さんが俺にくれたんでしょ、あれは?だったら、俺がどうしようと勝手じゃ
ん・・・」
「プレゼントした側として、その後どうなったか気になるのは当然でしょ?」
「・・・・」
「ひょっとして、最近のオナニーはそれがオカズになってるの?」
 真由は和希の耳元でそう囁き、核心を突く、
 それは確実に図星であったらしく、ますます和希は窮しきったとばかりの表情と
なってきてしまう。
「お願いだから・・・もうそんな質問やめてって・・・」
「否定はしないんだ?」
「・・・・」
「ねぇ、どういう風にそれをオカズに使ったの?」
「俺にだって・・・プライバシーってものが・・・」
 和希としては答えを必死に避けているつもりなのだろうが、もう認めているに等
しいものがあった。
 しかし真由は、なおもそんなあやふやな表現では許そうとはしない。
「へぇ、教えてくれないんだ?」
「いくら真由さんとこういう関係になったからって、そんな事まで教えなきゃなん
ない訳?」
 追い詰められた和希は、開き直る様にそう言ってきた。
「和希君がそんな反抗的だとは思ってもいなかったわ」
「そ、そんな変な質問ばっかしてくる真由さんが悪いんだよ!」
 和希は声を荒げて反論してくる。
 確かに常識的に考えて、和希の方が正論であった。どんなに親しい間柄であって
も、他人に触れられたくない領域というものは誰であれ少なからず持っているもの
である。
 しかしそんな和希のプライドを、真由は尊重する気など毛頭なかった。むしろ和
希がこのまま恥辱に打ちひしがれていく姿を、今の真由は求めて止まない。
 そんな頑なな和希に対し、真由は舌先をわずかに突き出してきながら、少年の耳
朶をペロリと軽く舐め上げた。
「あっ・・・!」
 逃げる様に、和希は身を捩らせてくる。
 しかし真由はそんな和希へ身体をしっかりと密着させ、抗おうとしてくる動きを
封じるのだった。
「せっかく私がプレゼントしたのに、そんな言い方はないんじゃない?」
 そのままさらに、襟首から伸びる和希の首筋へと舌を添わせる。
「ああっ・・・はぁっ・・・!」
「和希君って、随分と敏感なのね」
 クスクスと笑いながら、真由は和希の首筋から耳元にかけて、肌の上をなぞる様
に舌を這い上がらせていく。
「んぁっ・・・やっ・・・」
 和希が怯むその隙にと、次にカッターシャツへと真由の手が伸びていた。
 片手ではあったものの、容易な手付きで和希のシャツのボタンを上から順番に真
由は外し始める。
「や、やめっ・・・真由さん・・・!」
「だったら、正直に答えて」
「それは・・・」
「言えない様な使い方でもした訳?」
「こんなやり方・・・卑怯だ・・・」
 息を荒げ、和希は恨めし気な眼差しを真由へと向けてきた。
 しかし真由は、そんな和希をフフンと鼻で笑う。
「和希君がさっさと答えれば済む話でしょ?」
 股間へと置かれていた真由の手もまた活発に動かされてきながら、さっきから放
置されたままの和希の欲望をいっそう煽り立てていく。
「んぅっ・・・あっ・・・」
 この上なくもどかしそうに、和希は苦しげな声を上げてくる。ズボンの中ではそ
んな和希のペニスが、真由へと必死に訴えてくるかのごとくいっそう激しく何度も
脈打ってきていた。
 さらにその間にも、和希が着ているシャツのボタンは全て外されてきてしまう。
肌蹴られ露わにさせられた和希の胸肌へと、真由の手が添わされていく。
「あっ・・・ああっ・・・」
 指先で乳首を刺激すると、予想以上に和希の身体は敏感に反応してくる。
「こっちの方も、すっかり硬くさせちゃって」
 綺麗なピンク色の乳首が、真由の手で弄られている内、その小さな突起がすっか
り充血していきピンッと張り詰めてきた。
 真由はそんな部分を、今度は指でギュッと摘む。
「ひっ・・・あっ、やめてっ・・・!」
「言いなさい」
 指と指の間で乳首をグリグリと転がしながら、真由は和希へと容赦なく真相を迫
る。
 そんな真由からの刺激に、すっかり和希の表情は苦悶に歪んでいく。
「フフ、この分だと相当辛いんじゃない?」
「分かってるなら・・・真由さん・・・」
「じゃあまずは、和希君が正直に答えないとね」
 グッと、いっそう和希の乳首を摘む真由の指へ力が込められていく。
「くっ・・・んぁっ・・・い、言う、言うから!」
 悲鳴を上げる様に和希は叫びながら、ついに根を上げてきた。
「私の下着を、どんな風に使ったの?」
「オナニーに・・・」
「それはもう分かってるわよ。で、具体的にどうオナニーに使ったのかな?」
「真由さんのパンティーの・・・その・・・匂いを嗅ぎながら・・・」
「カチンコチンになったおちんちんを扱いてたんだ?」
「・・・・」
 観念した様に、和希は無言で頷いてくる。
 それなりに予想していた事とはいえ、和希がそんな大胆な自慰に耽っていたとい
う事実が明確になると、真由としてはその淫靡で倒錯的な少年の姿へ一気に関心を
抱いていく。
 深夜、自室にて息を殺しながら真由の下着を嗅ぎ無我夢中でペニスを扱き立てる
和希の光景。それはただ想像するだけではとても満足出来るものでなく、真由の中
で和希に対する次なるプランが明確となってくるのだった。


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11/01/02 16:05 (18bT9t4F)
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