「ごめんなさい、ごめんなさいぃ、エレナ様ぁ。」エレナを怒らせたと浩介は直感
した。言い訳は無理だった。
頭を擦り付けて本心から詫びる。もう奴隷になったのだから、どんな罰を与えられ
るのか予想できない。
奴隷になって初めて怒らせたからだった。いままでの罰よりも激しいのは明らかだ
った。
浩介は怖くて震えた。体中の振るえが止まらない。自分でもどうする事もできない
でいた。
「罰を与える前に後始末をさせてあげる。ほら、早くなさいな。」エレナが股を開
いて、浩介を急かす。
震えながら浩介が、エレナの股間に吸い付く。殺されるかもしれないと、本気で浩
介は思っていた。
エレナは雫を浩介に舐め取らせながら、奉仕している舌の振るえに快感を見い出し
ていた。
本気で怖がっているこの家畜を、もっともっと怖がらせれば、舐められる快感が増
すだろうと考えていた。
「さっきのおさらいよ。ベッドで奉仕した様にやってごらん。今お前の罰を考える
事にするから。」
そう言ってエレナは、さっき出して使わなかった乗馬鞭を手に取り、奉仕している
浩介の背中を軽く叩いた。
「ヒィー、許して下さい、エレナ様ぁ。ごめんなさいぃ。」痛くは無い筈だが、鞭
の記憶が蘇った浩介は焦りまくっていた。
一層体を震わせ、懸命に奉仕を続ける。少しでもエレナの機嫌が直る様に、願いを
込めて奉仕した。
「そんなやり方を教えたのかしら、優しく啜るんでしょう。何でも忘れるのね、お
前は。」エレナは言って、さっきより強く背中を叩く。
ビクリと体を大きく震わせ、浩介が涙を流しながら詫びる。
エレナはその言葉を払い退け、奉仕を続けさせる。
「もうお前は、鞭じゃ足らないのかしら。そうならそうで、早めに解らせてあげな
いと可愛そうかもしれないわね、フフフ。」
鞭で浩介の体をなぞりながら、エレナが意味深に呟く。
どんなに謝っても許して貰えなかった。これから受ける罰を考えると、浩介は一層
怖くなり、体の振るえが大きくなる。
その震えがエレナにとっては堪らなかった。声を押し殺しながら、浩介に気付かれ
ない様にして、奉仕を続けさせた。
そんなに時間も掛からずに、さっきよりも数段上の絶頂を味わった。
「もういいわ、舐めて綺麗にしなさい。綺麗になったら床に垂らしたお前のも舐め
るのよ。」エレナが命令する。
浩介は言い付け通りにエレナを舌で拭う。アナルにまで垂れたものも、ちゃんと舌
で清拭した。
「エレナ様、ご奉仕させていただいて、有難うございました。」きちんとお礼も忘
れないで言えた。
床に垂らした精子も舐めた。これが終わると罰の時間が待っていた。しかし時間を
掛ける訳にはいかない。
早々に終わらせ、エレナに向き合い跪く。頭を付けたその体は、中毒者の様に震え
ていた。
「フフフ、罰の時間だわね、お前に選ばせてあげようか。痛いのと苦しいの、あと
は奴隷じゃ無くなるのがあるわよ。どれにする。」
エレナの残酷な宣言がなされた。この女神はやると言ったら絶対に許してくれな
い。
浩介は罰を受けるのは覚悟を決めるしか無かった。ただ最後にエレナが言った、せ
っかく成れた奴隷の立場を無くすのは嫌だった。
「全部エレナ様の言う通りに従いますから、奴隷では居させて下さい。奴隷じゃ無
くなるのだけは許して下さい。お願いします。」
浩介は涙ながらに訴えた。最悪のシナリオを考えると涙が止まらない。
「顔を上げなさい、浩介。」エレナの命令だ。
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