途端に頭がスッキリとし、嘘の様に身体の痛みや悪寒が消えしまったのだ。
エレナの言った事は本当だったのだ。浩介に一層のエレナに対する忠誠心が沸いた
瞬間だった。
「エレナ様、服従のキスを許してくれて、有難うございます。本当に痛みが無くな
りました。」きちんと浩介が礼を言った。
「そうそう、お礼をちゃんと言うのよ。それと勝手に逝っちゃ駄目よ。」少し厳し
く頭を踏み付けてエレナが言った。
「ごめんなさい、エレナ様。気を付けます。」浩介が詫びた。
「そのケースから薬の入った袋を取ってごらん。あと飛ばしたのも始末なさい
な。」浩介の頭から足を上げて、エレナが優しく言った。
浩介は返事をして、リビングの隅にあるケースに四つんばいで向かった。
ケースには下着とかが入っていて、浩介は顔を赤らめながら薬の入った袋を探す。
割と大きめの袋だった。急いでエレナの元へ運んだ。
エレナは中からスプレー缶を取り出し、床に飛ばした精子を舐めていた浩介の全身
に噴射した。
逆らう事ができずに浩介は、されるがままの状態で跪き、畏まっている。
終には顔を上げさせられ、目を閉じさせられて、顔から胸、下腹部までへも噴射さ
れた。
「ドイツの炎症緩和薬よ。世界一効くわよ。朝までには腫れも治まるわ。」
木下が準備した物だ。たぶん自分に使って貰えると思って用意したのだろう。だが
皮肉にも浩介に使われたのだった。
「あとこの薬も飲んでおきなさいな。」エレナはカプセルを足指に挟んで浩介の口
元に突き出した。
「はい、有難うございます。」浩介は礼を言って、足裏の方からカプセルを吸っ
た。
エレナは足指を上下に動かし、しばらく浩介を遊んでいたが、微笑みながら指を広
げてカプセルを口に落としてやった。
カプセルを含んだ浩介は、それを水で飲もうと、台所の方へ向かおうとした。
「どこ行くの、お前の飲み物はこれだけでしょう、ウフフ。」エレナが含み笑いを
しながら、浩介を呼び止める。
振り返った浩介の目に、立ち上がってガラステーブルに足を置いて微笑んでいるエ
レナが見える。
「あたしのオシッコで飲みなさいな、奴隷ちゃん。」楽しそうにエレナが言う。
「はい、有難うございます。」浩介はエレナの股下に行き、口を大きく開ける。
本当は吸い付きたかったが、膝立ちではエレナのそこには届かない。それほどエレ
ナの脚は長い。
浩介は初めて女性の性器を見た。写真とかネットとかで見た事はあるが、はっきり
言って気持ちが悪く見えた。
しかし目の前のエレナのそれは、美しく見えるだけでなく、汚いどころか口を付け
るのもおこがましい様な神々しさだった。
「フフフ、大きく口開けちゃって、そんなに欲しいのかしら、あたしのオシッコ
が。」エレナが蔑みの目で見ながら言った。
「欲しくて堪りません。エレナ様、お恵み下さい。お願いします。」懇願と共に、
浩介の男根はまた勃起していた。
エレナはそれに気付いていた。「やっぱり駄目だわ、薬をオシッコでなんて。効か
なくなるわよ、フフフ。」
股下で口を開け、今か今かと待っている浩介を焦らす。
「エレナ様の聖水じゃないと効きません。お願いですから下さい。お願いです
ぅ。」浩介は必死だった。
エレナは浩介の悲痛な叫びを面白がっていた。こいつは本当にオシッコが好きなん
だと再確認していた。
「体に悪いわよ、飲むとね、フフフ。別にトイレでしてくるからいいわよ。あはは
はは。」エレナの嬲りが続いている。
「エレナ様ぁ、お願いです、お願いしますぅ。」浩介の必死の懇願が続いた。とう
とう浩介は泣き出してしまった。
「あははは、解ったわよ、お飲みなさいな。これから一緒の時は、全部お前を使っ
てあげるかもね。零すと許さないわよ。」
「有難うございます。ぜひお使い下さい。エレナ様、光栄です。」
浩介がそう返事をすると、浩介の口中に遠慮の無い水流が注がれた。味も濃かっ
た。必死に嚥下する。
徐々に水流が弱まる。必死で嚥下していた浩介だったが、もう楽に飲み込める勢い
になっていた。
口一杯になるまで含み、味わいながら一気に飲む。言葉に表せない旨味が、浩介の
脳を覆っている。
浩介は自分が興奮しているのが解っていた。もう気を許すと射精しそうだった。で
もエレナに許可を受けていない。
口にはまだ注がれていて、しゃべる事などできない。しかしもう我慢の限界だっ
た。
浩介はどうしようかと焦ったが、成す術も無く射精してしまった。精子の量は少な
かったが、はっきりと解る。
その時水流が止まった。エレナがどっかりとソファーに腰を下ろし、足を組んで言
った。
「約束を守れなかったのね、お前は。」射抜く様な目を浩介に向けている。
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