あとの残りもエレナが「死になさい」と命じれば、笑って命を落とすだろう。
その命令に感謝しながら。
自分に調教された人間は、どんな目に遭わせても感謝の気持ちを忘れないでいた。
エレナは自分が人の上に君臨する事は、持って生まれた使命で、相手が勝手に服従
するから当然との考えがあった。
今でも考えや好みは変わっていない。
それどころかまだまだ更なる限界を試してみたいというか、拷問や虐待の限度を知
りたいと思っていた。
奴隷は醜い程好みだったが、それなりの立場のある人間しか相手していなかった。
醜くても社会では通用するタイプばかりだ。
ノブ子はそういった意味では新鮮だ。誰からも相手されない人間で、まして一応は
女なのだ。
同姓に対してどこまで服従させる事ができるのか、どこまで壊せば限界がくるの
か。
どのくらいまで堕ちるのか、また堕とせるのか試したい素材だった。
一番好きな事は、自分の排泄物を、歓喜の涙を流させながら、食させる事だ。
ただここまで調教するのは難しい。奴隷は誰でも飲みたがるし、食べたがる。
しかしその感謝の仕方に個人差が大きく出る。
ノブ子はどうなのだろうか。エレナにはこの新しい奴隷に対しては、絶対的な存在
であるとの自信ができあがっていた。
靴裏や足裏でこんなに感謝しながら奉仕するのだから、今後の調教次第では思った
通りの奴隷ができるかもしれない。
そんな事を思いながら、足裏への奉仕の感触を楽しんでいた。
ノブ子は狂った様に、顔を擦り付けながら舐め続けている。
「もう味が無いでしょう。」呆れた様にエレナが聞いた。
「いつまでも舐めていたいです。もう少しだけ、もう少しだけお願いします。」ノ
ブ子が哀願する様に答えた。
「だったら裏側からなら指の間舐めていいわよ。まだ味が残っているでしょう。」
苦笑しながらも許したが、少し体勢が疲れて来た。
ノブ子は言い付け通り、裏側から指の間に舌を入れている。目がうつろだ。
その顔に少しエレナは呆れた。ご褒美には違いないけど、陶酔のしすぎで顔が余計
に気持ち悪くなっている。
足が疲れてるのも解らないなんて、気の利かない奴隷だ。
体勢を替えようとノブ子の顔を蹴ってのけぞらせた。そして言った。
「少し足が疲れたわ。お前に触られるのは嫌だし・・・そうだ、ここに仰向けに寝
てごらん。」
自分の足元にノブ子を寝かせた。
ペタリと足裏が顔に載った。「ほら、舐めるのよ。」
ノブ子には限界が近づいていた。大きく舌を出し、足裏を舐めまくっていた。
エレナも強弱を付けながら、にじにじと顔面を嬲り、足裏で顔の造詣をなぞった。
舌を出させ、それを足指で挟んだ瞬間だった。
「ヴオ~、イ~、エデナザマア~。」家畜の様に叫び、ノブ子はまた失禁した。
正確には潮を噴いた様だ。意識も朦朧としていた。
驚いたのはエレナである。「どうしたのお前、また漏らして、大丈夫。」
足で顔を揺すってみた。足でビンタもしてみた。足指で鼻を摘んでみる。口が開い
て息が足に掛かる。
息はしているのだが、「う~、う~」と言いながら、意識が完全に戻っていない。
「せっかくのご褒美がまだ片足だけなのよ。いらないの。」エレナが少し苛立つ。
ノブ子は口を半開きにして、目はうつろのままであった。
その顔を見たエレナは、まだノブ子に対して躾ができてない様に強く感じた。
ノブ子は絶頂に達したと思われるが、命令もしていないし、第一に許可も出してい
ない。
もう片方も残っていたし、疲れた足の事も気付かない等、感謝の気持ちが感じられ
なかったのであった。
そのまま半開きの口を抉じ開け、今迄舐めさせていた足を乱暴に突っ込んだ。
ノブ子の口の両端が裂けた。さらに構わず奥深く入れる。
左側の歯の抜けた歯茎を足指の爪の先でこねまわす。親指の爪が歯茎を削ってい
る。
痛さでノブ子の意識が戻る。しかし突っ込まれた足のせいでお詫びの言葉が言えな
いでいる。
「随分と歯が抜けたのね。ここ痛い。」爪先で口腔を傷付けながらエレナが聞いて
いる。
ノブ子は返事もできない。エレナの足は半分以上ノブ子の口の中だ。
「足裏だけって約束なのに指までご馳走しているのよ。」射抜く様な目を、ノブ子
に向けながらエレナが言う。
ノブ子は涙で顔をクシャクシャにしている。喉まで入れられた爪先に、えずきなが
らも哀願の目をエレナに向けている。
「フフフ、気持ちいいのよね、お前は。」またエレナの顔に、加虐の火が燃えた。
口に足を突っ込まれ、あえぐノブ子は何もできない。
「ほら、忘れるんじゃないよ。」そう言ってエレナは、ノブ子の口中に奥深く入っ
ている爪先を反らした。
ノブ子の左頬から血が噴出す。ノブ子は痙攣している。
唇の両端が裂ける程、無理に押し込まれた爪先の親指部分が、さっき付けられた左
頬の傷から外に出ていた。
「おいしいでしょう。ほら、もっと味わいなさいな、足が疲れたのにやってあげて
たのよ。」
なおもその爪先を動かしながらエレナが聞く。ノブ子は返事をしない。
完全に気絶していた。
「使えない奴隷には罰が必要だわ。」
そう呟いたエレナは、やっとノブ子の口から足を引き抜き、立ち上がった。
ノブ子を覗き込み口元に足を当ててみる。「息はあるわね。」微かに足に風の感触
があった。
そしてミュールを履いた方の足先で、気絶したノブ子の顔を横に向けた。右頬を上
に向かせる。
爪先でもう一度顔を小突いてみた。反応は無い。
エレナのミュールが上がる。
「もう片方よ。」そう呟き、躊躇の無いまま叩き付けた。バキッ、ゴリッゴリ
ッ・・・。
「これで両方共おそろいになったわよ。」なおも踏み躙りながらエレナが言う。足
下には血だらけになったノブ子の顔があった。
もちろん気絶したノブ子は返事をしない。「少し厳しかったかな。でも骨身に沁み
たでしょうね。」満足した様に、エレナは言った。
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