契約彼女7‐3
部屋に友恵はいなかった。
今日はバイトだと聞いている。
まだ日は高く、明るい室内には不思議な空気が漂っていた。
妙な緊張を覚えさせる、そんな空気が。
「仁様、私……最後に、首輪を巻いてみたい……」
美佳の中では意思が固まっている。
元カノと会うことで、俺は何かを知ることができる。
そう告げた美佳は、俺が何かを知ることによって、彼女とのこの関係が終わることを感じている。
俺と同じように……。
「友恵には内緒な」
「はいっ」
美佳は嬉しそうに笑っていた。
白い肌を晒す彼女の首元に、赤く飾られていくペットの証。
繋いだ鎖をグンッと手前に引くと、美佳は理解しているように四肢を付いた。
ゼブラ柄のオーバーニーソックスが、四つん這いの彼女の姿を一層卑猥に仕立てあげる。
「どう?」
「何だか……はっあ……」
暫く俯いていた美佳が、ゆっくりと顔を上げる。
至福の表情で俺を見詰める。
「もっと……もっと、虐めてください……」
ねだるように美佳の腰が揺れる。
主人の扱い方を理解している。
それはきっと、天性のものに違いない。
「顔上げて……もっと」
言われるがままに顎を突き出す美佳。
自然と口がだらしなく開く。
俺はその穴に、唾を垂らした。
雛のようにそれを受け取る美佳は、口に入る瞬間までしっかりと見詰め、美味しそうに喉を鳴らした。
背筋をゾクリと震わせ、次の仕打ちを求めるように俺を見上げる。
「来い」
「んっ……はぃぃ」
鎖を引かれながら彼女は素直に後に続いた。
部屋中にジャラジャラと響く音は心地よく鼓膜を揺らす。
苦悶に喘ぎながらも床を這い回る美佳もまた、羞恥に身を震わせていた。
しかし彼女にとって、その羞恥は最高の快感であり、それは内腿を伝う雫が物語っている。
「さ、おいで」
腰を落ち着けたその股座に美佳を引き寄せる。
「舐めたいか?」
「はい……はぁ、はぁ……」
衣服を脱ぎ捨てた俺は、肉棒を突きつけながら
「おねだり」
と迫る。
「あぁ……仁様のオチ○チ○様に、ご奉仕させてください……」
愛しそうに頬擦りをする美佳は、感極まったかのように吐息を洩らしていた。
「もっと激しく」
「はいぃ……仁さまぁ……オチ○チ○さまぁあ……っ」
左右の頬を交互に押し付け、より速く擦り付ける美佳。
彼女の頬は先走り液にまみれ、艶やかに輝いていた。
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