CHAPTER2
歳の離れた妹なんてものは、邪魔にはなっても必要とする存在にはならない。
一緒に遊ぶ面白さなどまったくなく、次元の違いすぎる会話には、正直腹立たしささえ覚
える。
不動産業を営んでいた親父の会社が、不景気の煽りを喰らって人員整理を行うと、人件費
の負担を軽減するために、お袋が経理事務として駆り出された。
その頃、まだ物心ついたばかりだった菜摘の面倒は、俺に任されることになり、まだひと
りではどこへも行けない時期だったから、そんな幼子を置いて遊びに出るわけにもいか
ず、俺は必然的に家に閉じこめられることが多くなり、鬱屈した日々を送ることを余儀な
くされた。
遊びたい盛りに自由を奪われたのだから、その反動は大きく、この年端もいかない妹にひ
どく憎しみを覚えるようになり、さすがに殺すまでには至らなかったが、それに近い感情
がある時期から芽生えるようになったのは道理だろう。
菜摘が小学校に上がった頃には、目に見えて手を上げるようになり、親の居ないところで
は、ひどく邪険に扱ったりもした。
だが、ある日を境に、俺は、菜摘に対する見方を変えていった。
こいつが、すこぶる面白い玩具になると、気付いたからだ。
それを気付かせてくれたのは、菜摘が見つけてきた一枚の写真だった。
風呂から上がり、バスタオルで髪を拭きながら廊下に出ると、ちょうど歩いてきたお袋と
出会した。
「あら?早かったのね。」
「ああ、菜摘の具合が悪くなっちゃったから・・。」
「また?」
やはり冷たい水での浣腸は堪えたのか、風呂の中で温めてやっても、菜摘の顔に血の気は
戻ってこなかった。
顔面を蒼白にして、立っていることさえ辛そうだったので仕方なしに、風呂を出たのだ。
お袋は、ふぅ、と大きなため息を吐くと、俺の後ろで虚ろな目をして立っている菜摘に目
を向けた。
「菜摘、大丈夫?」
菜摘の前にしゃがみ込み、心配そうに声を掛けてみたが、菜摘は、どこか一点を見つめる
ように、ぼんやりと立っているだけで答えない。
まるで魂が抜けたような表情に「大丈夫なの?」と不安げに菜摘を見上げていた瞳が、そ
のまま俺に向けられた。
元は、一流クラブのホステスで、親父に見初められて結婚するまでは、売り上げがトップ
だったというお袋は、四十になった今でも、瞳に男を誘うような艶があり、じっと見つめ
られたりすると、時々ドキリとさせられる。
「いつものことさ。」
視線を外して素っ気なく答えた。
菜摘の具合が悪くなるのは、ここのところ毎度のことで、それだけ俺が厳しく仕込んでい
るのだが、お袋達が仕事を終えて家に帰ってくる頃には、寝込んでいることも多く、学校
も休みがちになっているから、お袋はそれを気に掛けているのだろう。
「明日は、学校に行けそうなの?」
「さあね。無理なようならば、休ませるさ。」
「う~ん、あなたがそう言うのなら、そうするけど・・・。」
菜摘の面倒を見るのは昔から俺の役目で、それはこいつが4年生になった今でも変わらな
い。
日頃から、あまり菜摘と接する時間のない両親などよりも、俺の方が遥かに菜摘を掌握し
ているものだから、こと菜摘に関しては、俺の意見が尊重される。
おそらく菜摘は、明日も学校を休むことになるだろう。
「休ませるのは別にいいけれど・・・。でも、勉強だけはちゃんと見てあげてよ。遅れた
ら可哀相なのは、この子だから。」
可哀相、という言葉に可笑しさを覚え、俺は無為な笑いを浮かべて唇の端を吊り上げると
「ああ、わかってるよ。」と、答えながら後ろに佇む菜摘の頭を撫でた。
俺に、任せきりにしているのが心苦しいのか、お袋の顔には精彩がない。
「本当に、お願いよ・・。」と、ため息混じりにつぶやいた彼女は、静かに立ち上がる
と、そのまま入れ替わるように脱衣所へと入っていった。
「なんで、ここでこの公式になるんだよ?」
部屋に戻って、早速菜摘の勉強を見ていた。
「ほんとに、頭の悪い野郎だな。」
細い身体が膝の上にあり、菜摘は俺に腹を抱えられて、机に向かっている。
「お前、わざとやってんのか?」
菜摘が、身につけていたのは、細い鎖のついた首輪と黒のニーハイソックスだけで、さっ
きまで着ていたパジャマと子供っぽい下着は、部屋の隅でまるまっていた。
「ほら、間違えた罰だ。足開け。」
無論、俺も裸で、菜摘の毛の生えてないマンコの中に、下から太くて硬いものをぐっさり
と突き刺している。
何度教えたところで、こいつは同じ間違いを教えた数だけ繰り返す。
だから、こいつで遊ぶのは面白くてしかたがない。
間違えた答えの数は、これで全部合わせて12問。
12個目の洗濯ばさみを手に取った。
間違える毎に、菜摘の身体に洗濯ばさみを付けていく。
痛い思いでもしなければ、こいつは簡単には覚えない。
すでに菜摘の下唇と耳にはひとつずつ、尖ったばかりの乳房とその頂点に、ふたつず
つ、無毛のマンコの土手にも、やはりふたつずつが左右対称に付けてある。
もう、付けられそうなところも残ってないので、少し大きめのクリトリスに狙いを付け
た。
「今度は、ここな・・。」
「ぃやぁ・・・。」
洗濯ばさみを近づけていくと、菜摘は泣きそうな顔をしながら、器用に上半身よじらせ
て、すがるように俺の胸に顔を埋めてくる。
虐めれば虐めるほど、媚びを売るように、俺に甘えた仕草を見せつけるのは、きっとこい
つの本能なのだろう。
どんなに酷い仕置きを受けても、こいつは甘えることで、それを回避しようとする。
やはり、こいつには生まれつきの資質がある。
細くて白い足は、床にも届いていなかった。
開いた足をだらりと垂れて下げて、下から太いくさびを打ち込まれているから、腰をずら
して逃げることもかなわない。
おもむろにクリトリスを摘んでねじり上げると、「ぅうっ!」と呻いて、顔を仰け反らせ
る。
開いた洗濯ばさみの先がクリトリスに、わずかに触れただけで、菜摘は無惨なほどに唇を
震わせ、歯をガチガチと鳴らしていく。
何度も同じ仕置きを受けているから、どれほどの痛みが襲ってくるかも知っている。
怖いものを見たくないように、ギュッと目を閉じていた。
強力なバネを使った洗濯ばさみは、容易なことでは外れない。
その洗濯ばさみで挟む振りをしながら、何度か怖がらせ、唐突にバチン、とクリトリスを
挟むと、菜摘は「ひぃっ!!!」と、叫んで、背中を大きく仰け反らせた。
ガクガクと身体が揺れ、あごを仰け反らせながら、菜摘は、息もできないでいる。
初めてこの仕置きを受けたときには、失禁して俺の身体を小便で濡らし、天井から吊り下
げられて、気を失うまで尻を打たれた。
わずか9歳の時だ。
俺の部屋には、サンドバッグを吊すためと称して、鉄パイプで櫓が組んである。
鉄パイプは、メッキ処理された立派なもので、俺がぶら下がったくらいでは、しなりもし
ないほどの強度がある。
確かにサンドバッグを吊すために組んだ櫓ではあるが、そのサンドバッグ自体は、今じゃ
床の上に転がっていて、菜摘を跨がせて遊ぶための木馬代わりにしか使ってない。
レザー製の良い物を買ったから、それなりに雰囲気があって、俺は結構気に入っている。
身体の震えが治まるのを待ってから、耳と下唇に付けた洗濯ばさみを外していった。
後ろから、小さな頭を抱えて振り向かせ、少し厚めの唇を塞いでやる。
菜摘は、一生懸命舌を伸ばしてきて、クリトリスに付けた洗濯ばさみを、指で弾いたりす
ると、「ぅんふ・・ぅんっ・・・」と、可愛い声を聞かせながら、必死にしがみついてき
たりする。
「ちょんと、勉強するんだぞ。間違えないようになったら、いっぱい可愛がってやるから
な。」
菜摘は潤んだ瞳で、すがるように俺を見上げながら「ぅん・・。」と、小さく頷いた。
「その代わり間違えたら、たっぷりとお仕置きだからな。」
おもむろに乳首を挟んでいた洗濯ばさみを引っ張り、菜摘の身体を仰け反らせる。
「しますっ!ちゃんと勉強しますっ!!、だから、許してくださいっ!!」
菜摘は、痛みから逃れようと必死だ。
今は、中3の問題を教えているから、菜摘には難しいものばかり。
しかし、こいつは意外と頭が良い。
初めての問題はさすがに解けないが、一度覚えてしまえば、二度と忘れることはない。
それは、こいつの身体も同じだ。
時計を見れば10時を回っている。
どんな犬でも餌を与えてやらなきゃ、芸は覚えない。
後ろから菜摘の口を手で塞いで声が漏れないようにしてから、勢いよく洗濯ばさみを外し
ていった。
面白いほどに身体が跳ねて、跳ねる毎にでかいチンポは、菜摘の中に深く突き刺さってい
く。
壁に突き当たればそれ以上は進まない。
だが、しっかりと根本まで咥え込んでいたりする。
「痛かったか?」
全部を外し終えて、笑いながら訊ねると、菜摘は必死に首を横に振った。
まだまだ、幼い頭でしかないが、どうすれば最小限の被害ですむか、それだけは、身体で
覚えた。
ノートを閉じさせて、鉛筆を仕舞わせた。
菜摘の身体の向きを変え、俺の腹にしがみつくように足を回させる。
そのまま立ち上がって、ベッドへと運んだ。
首輪の鎖を外して、腹の上に跨がせる。
「舐めてやるから、来い・・。」
膝立ちのままに、菜摘がおずおずと進んでくる。
俺の顔を跨ぐと、顔の上に尻を乗せるように腰を落とした。
鼻をめり込ませると、しっかりと濡れていて、ちゃんとメスの匂いだってする。
分厚い舌で、中身を抉るように舐めあげた。
菜摘は、腰をくねらせて、顔に押しつけた尻を滑らせるように前後させる。
そうしろと、俺が教えたものだが、今じゃすっかり気持ちも良いらしくて、尖った乳首を
自分の指で捻りながら、うっとりと目を閉じ、可愛い声を漏らしたりする。
アナルは、まだまだ調教が必要だが、マンコは8歳の頃から使っている。
こいつの股は股関節脱臼になりもせず、毎晩俺のチンポを呑み込んでいた。
年期の入り方だけなら、ケツの穴なんかとは比べものにならない。
顔中がすっかり愛液にまみれて汚れた頃に、菜摘のマンコにチンポを咥えさせた。
腹の上でゆっくりと動きながら、菜摘は、俺の顔の汚れを舌で舐めとっていく。
「気持ちいいか?」
「ぅん・・。」
上気させたように顔を赤くする菜摘は、ほんとに気持ちが良いのだろう。
ピチャピチャと顔を舐めながら、うっとりと目を閉じている。
「ちゃんと、言うことを聞いてれば、可愛がってやるからな。」
「ぅん・・。」
「俺を気持ち良くさせるために、お前は生まれてきたんだ。」
「ぅん・・。」
「お兄ちゃんのペットにしてやるからな。」
「うん・・・。」
そこだけ菜摘は、はっきりと答えた。
呪詛のように、毎晩言い聞かせる同じ言葉。
暗示にかかったように、菜摘は、もう俺には逆らえない。
目を閉じれば、菜摘の熱い息遣いと、ニチャニチャと愛液が絡みつく音しか聞こえない。
俺は、ひたすら健気に顔を舐め続ける温かい舌に気持ちよさを覚えながら、深い眠りの中
に落ちていった・・・。
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