契約彼女5‐5
「え?」
驚きを現す友恵。
俺と美佳が関係を持っていることを、彼女は知らない。
いや、知らなかった。
そんな友恵を他所に、美佳は裏筋に頬をあて、見よう見まねに擦り付ける。
「んっ……仁様のオチ○チ○様を、ご奉仕させてください……」
友恵は狼狽した様子で美佳を見詰めていた。
うっとりとした眼差しを俺に向け、何度も何度も頬を往復させる。
そんな美佳の姿を、友恵は初めて目の当たりした。
もちろんそれは美佳も同じだが、友恵に比べてあまり驚きを感じさせない。
寧ろ、彼女に見られているという事実が、逆に欲情を煽っている気さえする。
「いらないの? 友恵」
美佳と入れ替わりに顔を離していた友恵は、俺の声で我に返る。
躊躇いを窺わせながらも、彼女は美佳と同じ様に頬擦りを始めた。
二人の頬に挟まれた肉塊は、左右からスリスリと擦りあげられる。
未だかつてない快感が怒張をさらに大きくさていく。
「よし……舐めろ」
「「はぃ……」」
口々に返事をして、命令通りに舌を出して蠢かす。
カリ首を挟み込み、集中的に責め立てると、息を合わせたかのように舐めあげていった。
舌は徐々に舐め下がり、根本まで来ると同時に舐め上がってきた。
「はっん……はぁ……」
「んふぁ……」
二人の息はあがり、舌技にも熱が入ってきた。
顔を動かす度に艶かしく尻を振り立て、視覚的にも俺を愉しませる。
「美佳、くわえろ」
「ん……はいぃ……んぐぅっ」
美佳の口に肉棒が埋まっていく中で、友恵を玉袋の方へ誘導した。
右手で男根を扱きながら首を振る美佳と、舌で玉を掬い上げる友恵。
二人は悩ましげな瞳でこちらを見上げ、俺の顔色を窺い、それぞれの役割を果たそうと懸命だ。
「くっ……次は友恵だ」
二人の口舌奉仕は一本の欲望に注がれる。
友恵は深々とくわえこみ、舌を絡ませながら口腔で激しく責め立てる。
その間美佳は玉を二つとも口内に含み、口をすすぐかのように刺激させながら舌で舐め回した。
でもやはり口淫は友恵の方が上手で、口唇の締め上げが、美佳の奉仕する玉に溜まった子種を尿道へと誘い出す。
「……っ!!」
「んむ゙む゙っ! ん゙んっ! んく……ん……」
精が友恵の口に広がり、彼女は何時ものようにそれ飲み下していく。
尿道清掃も一連の動作のようにやってのけると、美佳の存在を思い出したのか、バツが悪そうに目線を下ろしていた。
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