契約彼女4‐5
静かな夜の空間は、少しの物音も大きく響かせてしまうかもしれないという不思議な緊張を感じさせる。
小さな旅館の幾つかの部屋にはまだ明かりが灯っていて、宴の余韻を楽しむ者や、恋愛話に花を咲かせる者などが起きていることを示唆させる。
そんな中、こっそりと外に出ている俺と美佳は、人知れず淫らな戯れを続けていた。
「これが……仁様の……」
短パンを下ろして愚息を目の当たりにした美佳は、小さく息を呑んだ。
うっとりした表情で、青筋を浮き上がらせたそれを右手で優しく、ゆっくりと扱き上げる。
「仁さま……。オチ○チ○様に……ご奉仕させてください……」
恍惚を滲ませ、懇願する美佳。
男性器にまで敬称を付け、自分を貶めているのだろうか。
「いいぞ?」
「……ありがとうございます」
俺の前にしゃがみ込んだ美佳は、シャフトに舌を這わせた。
舌の腹を押しあて、何の迷いもなく唾液を塗り付けていく。
大きく股を開き、膝を立て、脚がMの字を描いていた。
「はん……はぁあ……」
細かいタッチで這い回った舌は裏筋を舐め上がり、やがて離れる。
変わりに小さな口が陰茎をくわえ込み、前後に動き始めた。
彼女の左手は自身が溢れさせる愛液を救い上げ、敏感なところを滑っていく。
「んふぅ……んぐっ……」
懸命に首を振り、くわえきれないところは右手でカバーする。
自ら与える快感に喉奥で喘ぎながら、俺の顔色を窺うように上目遣いをよこしていた。
俺はただ蔑みを含めた不気味な笑みを浮かべ、それに彼女は泣きそうな顔をしながら、瞳の奥で悦んでいる。
「んぅ……お願いします……」
浅い呼吸を繰り返しながら、美佳は言った。
「仁様の、オチ○チ○様を……この、はしたない……私の……」
と。
立ち上がり、形のいい尻を此方に向ける美佳。
「私の……牝穴に、お恵みください……」
彼女の手に押し開かれた花弁は、トロトロした蜜に妖しい光を放っていた。
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