契約彼女3‐4
立ったまま腰を曲げて前傾姿勢になった友恵は、彼女の前に座る俺の肩に手を置いてバランスを保とうとしていた。
「ほら、よく見てろよ?」
「はん……はぁっ、あぁっ……」
ぷっくりと膨らむ土手の中央に、立てられた中指が埋まっていく。
「これがこの前まで処女だったお前のマ○コだ」
「や……ああぁ……」
根本まで埋まった中指を、円を描くようにして蠢かす。
自分の股を覗き込むように前傾姿勢を強要されている友恵は、視覚からもその快感を取り入れていた。
「濡れてるだろ?」
わざと音を立てながら膣壁をグリグリと擦り回した。
垂れ下がった金髪の毛がピクンッと弾み、肩を掴む手には力が入れられる。
「首輪付けて、辱しめられて……変態だな?」
「やぁぁっ、ん……い、言わないでぇっ……」
「ほらほら、もう一本入るぞ? よく見とけっ」
閉じていた瞼をうっすらと開ける友恵。
その瞳孔には、中指に続いて薬指も挿入される様子が写り込んでいるだろう。
「はああぁ! んんっ!」
膣内に二本の指を埋め込んで、それを腹の方へ押し上げた。
「うぐっ! あぁっ! 出る……出ちゃうううん!」
友恵の好きな交互押し上げ攻撃を披露すると、羞恥に昂っていたのも手伝ってか、彼女は直ぐにお漏らししながら卑猥にその肢体をヒクつかせた。
「あーぁ……」
意地の悪い笑みが込み上げる。
「大分気に入ったみたいだな」
俺は立ち上がり、彼女の首を淫靡に飾る赤い首輪に指を当てた。
「でもこれ……」
此方に向けられる悩ましげな瞳。
高揚を隠しきれない白く、綺麗な肌。
羞恥に反応するその素質。
友恵の全てが俺を刺激し、体を蝕んでいく。
早く罵ってやりたい。
痴態を晒させ、嘲笑ってやりたい。
無理強いし、虐め抜いてやりたい。
「ホントの犬用だぜ?」
血が疼いている。
友恵を責めろと訴えている。
自分でもこんなに興奮するとは思っていなかった。
だが、寸分の戸惑い等は微塵もない。
「お前、犬用の首輪巻いて感じてんだよ。恥ずかしくないの?」
鼻にかかった笑いが自然と起こる。
友恵は羞恥に苛まれ、小さく声を洩らした。
それは何かを訴えるわけでもなく、俺の吐いた台詞を聞いて思わず出てしまった喘ぎのようで、欲望の渦巻き始めたこの部屋に似つかわしい命乞いのようでもあった。
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