●ダーリン1‐8
理久……理久っ……。
どうして?
なんで今更……。
「んんあぁぁぁっ!」
熱いモノが中に滑り込んでくる。
それを自ら締め付けているのがわかった。
昨日は痛かっただけなのに、どうしてこんなに気持ちいいの……?
「あぁっ! っんん!」
「なんだ。もうイったのか?」
あぁっ……そう……。
そうやって蔑んでいて。
今更……優しくしないでっ!
「ねぇ? イったのかって聞いてんだよっ」
子宮の入り口を擦るように、理久は私の腰を押し付けながら振り立てる。
「んあぁっ……イきっ、イきましたぁっ」
「何で?」
「んん……御主人様のっ、ダーリンでぇぇえ……っ」
だめぇ……。
言わされてるのにぃ……アソコがキュウッてなるぅ……。
「ひぃぃっ! あんっ、ひあぁぁっ!」
理久が下から突き上げてくると、奥に当たる度に体の芯に響いて頭がクラクラする。
先の膨らんだ部分で肉壁が抉られるように擦りあげてくる。
オモチャにはない感覚と快感。
そして、熱さ……。
「すんげぇビショビショじゃん」
わざと音が鳴るように腰を打ち付けてくる理久。
私はその音を聞いて恥ずかしくなりながらも、肉棒をキュッと締め上げていた。
「ああっ! ひぅぅんっ!」
乳首に吸い付かれ、私の体は電撃が走ったように震えた。
甘噛みされたまま舌先で器用に刺激してきて、膣の中ではダーリンが激しく突き上げてくる。
「あっ、も……イクッ! イクぅぅんっ!」
中でピクピクと動くモノが更に大きくなった瞬間、身体中を快感が走り抜けていった。
後ろ手に拘束された腕を引きちぎるかの勢いで、全身が緊張する。
手足の先も各々が好き勝手に痙攣して、漸く私は突き出した顎を引くことができた。
その頃に、やっと自分が涎を垂らしているのに気付いた。
頬や額には髪が貼りついてしまっている。
でも、一番ショックだったのは、子宮を打ち付けている熱い飛沫の感触だった。
「ぁぁ……な、中にぃ……っ」
既に手遅れだった。
長い間、私はただその熱さだけを感じていた。
「でき、る……赤ちゃんっ、出、来ちゃう……」
「そしたら一生可愛がってやるよ」
「ふざけないでっ!」
「……フッ」
不適な笑みを浮かべ、自身を引き抜いた理久。
その後を追うように中の精液が溢れ出ていく。
私は縛られた手に力を入れ、放心の中に悔しさを感じていた。
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