契約彼女2‐3
友恵はつい最近まで処女だった。
ただ、乙女を守るために身に付けた口淫奉仕は絶品だ。
仕込まれた部分もあるだろうが……。
その他の彼女の性に対する知識や興味、性癖などは未知数な部分が多い。
いくら俺の性癖に合わせてくれると言っても、無理強いになってしまえば俺の望むところではなくなってしまう。
端的に言えば、友恵がマゾヒストかどうかを知る必要があるのだ。
食後、少し落ち着いてからノートパソコンを炬燵机の上へ移し、立ち上げる。
「ここに座って」
「あ、あの……ホントに……?」
戸惑いながらもパソコンと向かい合うように腰を下ろした友恵は、まるで小動物のようにキョロキョロと俺の様子を窺っている。
そんな俺はというと、押し入れを開け、友恵の言う「でぃー・ぶい・でぃー」とやらを一本取り出した。
「ホントホント。ちゃんと見てから、可能かどうか判断した方がいいだろ?」
そう。
今から友恵とDVDを鑑賞するのだ。
「で、でも……あの……」
友恵があたふたする様は見ていて楽しいのだが、俺はパソコンにディスクを挿入し、それを再生した。
ベッドと友恵の間に出来た隙間へ腰を落ち着ける。
照明を調節するリモコンを手繰り寄せて明かりを消すと、見計らったかのように映像は始まった。
女教師が一人の生徒に飼い慣らされたドラマタッチの内容だが、ハッピーエンドもバッドエンドもない、ただアブノーマルなプレイを詰め込んだ作品だ。
かなり無理のある生徒役の男優陣を前に教鞭を振るう女教師だったが、画面右側に現れたローターのリモコンが操作されると、不自然に前傾し教卓に片手を付く。
後ろから抱き抱えられるようにして俺の懐にいる友恵は、半身になって俺を見上げながらも、パソコンの方にも視線を走らせる。
そして観念したのか、前に向き直り俺に体重を預けた。
主人に呼ばれた女教師が机の間を縫って歩み寄る。
一人の生徒に教科書の続きを読ませながら、自分は主人の前でタイトスカートを捲り上げ、玩具の動きに身を震わせている。
バレるだろ、とか突っ込みどころは沢山あるが、AVはヌければ価値があるのだ。
そのシーンは主人のモノを口舌奉仕し、終了。
しかし主人役の男優は実に良くわかっていて、ペットに奉仕をさせている間、下着に隠れた淫らな玩具を足で刺激する。
それに反応する女教師は、体裁上声を圧し殺して、美味そうに肉塊をしゃぶりあげるのだった。
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