妻が女王様さん、ゆうさん、無名さん、ありがとうございます。
多忙のため、また間隔が空いてしまいました。
m(__)m
次回から新たなスレをたてたいと思います。
では…
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
一哉は、ダイニングの隅で土下座の格好で佇んでいる。
急いで、テーブルに食事を運び、傷だらけの体に小さなエプロンを腰に巻いている。
奈緒美は、厨房でスープを温めている。良い匂いが空腹の一哉の胃袋を刺激する。
「おはよ~」
私立の制服に身を包み、スリッパをパタパタ鳴らしながらエリがダイニングに入ってきた。
「エリさん、おはよう。」
奈緒美は、先程一哉に怒鳴っていた声をガラリと変えて可愛らしい声を厨房からエリにかける。
奈緒美は、両手をタオルで拭いながら厨房から出てくると、エリは奈緒美に抱きつく。
「ウフフ(笑)」
抱き合った二人は、微笑んだ後、激しく唇を重ねる。
「エリさん、制服がシワになっちゃうわよ。」
唇を離した奈緒美は、優しくエリを退ける。
「アハハ(笑)」
エリは、弾むように奈緒美から離れる。
「スープを持ってきますね。」
奈緒美は、口の周りについたエリの唾液を舌で舐め回しながら厨房に入っていく。
エリは、制服のスカートを翻して一哉の目の前に立つ。
「エ、エリ様。おはようございます。」
一哉は、床に額を擦り付けて土下座する。
「あら?また奈緒美に鞭打たれたの?」
エリは、一哉の背中にへばりついている真っ赤に腫れ上がった鞭跡に爪を立てる。
「アハハ(笑)」
エリの尖った爪は、一哉の鞭跡に添ってゆっくりと引っ掻く。
「ぐぅぅぅぅぅぅ…」
一哉は、体を震わせて顔を歪めて激痛に耐える。
「あら、早速エリ様に可愛がっていただいてるの?」
奈緒美は、スープ皿を手にダイニングに入ってくる。テーブルにスープを置くと
「ホントにバカで躾に大変ですわ(笑)」
奈緒美は、嘲笑を浮かべて一哉を見下ろす。
「だって、バカ犬なんでしょ(笑)」
エリは、笑いながら立つとテーブルに着く。
エリは、奈緒美と談笑しながら朝食をとる。
一哉は、熱くビリビリと痛みが走る背中を耐えながら土下座の格好で佇む。
……
「ごちそうさま!」
エリは、朝食を済ますと席を立つ。
「ママの今日の予定は?」
エリは、奈緒美を見つめる。
「真澄様は、午後からテレビの収録です。」
「じゃあ、ママに伝言残さなくっちゃ。」
エリは、携帯を取り出すと真澄にメールを送ろうとする。
「あっ!リさん、ちょっと待って下さいね。」
奈緒美は、ハッと何かを思い付いたようにダイニングを出る。
奈緒美は、直ぐにマジックインキを何本も手に戻ってきた。
「バカ犬!立ちなさい!」
奈緒美は、一哉の側に立つと頭から怒声を落とす。
「は、はいっ!」
一哉は、慌てて飛び起きるようにその場に立ち上がる。
バシッ!!
「手は後ろっ!腰を伸ばして!」
奈緒美は、一哉の尻にビンタを打ち据える。
「はいっ!」
一哉は、細い体をピンと伸ばす。股間の前のエプロンが揺れる。
「エリさん、伝言はこいつに書いていってください(笑)」
奈緒美は、ニヤニヤイヤらしい笑いを浮かべながらマジックインキをエリに渡す。
「アハハ(笑)面白そう!」
エリは、マジックインキのキャップを開けると笑いながら、一哉の薄い腹にピンクのマジックインキで書く。
『遅くなります!今晩は、奈緒美とね』
「アハハ(笑)ねぇ、奈緒美さん!もっと書いていい?」
「えぇ、たくさん書いてくださいね!私も書きますね!」
二人は、様々な色のマジックインキで一哉の傷だらけの体に落書きする。
「アッハッハ(笑)」
「キャッ!いやらし~い(笑)」
二人は、一哉の身体中に落書きを施す。
※元投稿はこちら >>