『お邪魔しまーす♪』
家に上がり、買ってきた食材を冷蔵庫へ収める。
そして荷物を整理し、一息つくと、彼女はこう切り出す。
『ご主人様、今日は、どのお洋服にしましょうか?』
俺の家には、彼女の服が沢山ある。
当然、普段着ではなく、外に着ていけないような服ばかり。
メイド服だけでも10着近く。
それ以外にも、彼女に似合いそうな、彼女が恥ずかしがるような、
そんな可愛らしい服や下着、コスプレグッズが大量に揃っている。
…、まぁ、彼女の趣味と言うより、俺の趣味かな。
色々着せ替えして、彼女が恥ずかしがる姿を鑑賞するのが、俺の楽しみ。
『ん~、今日はこれにしようか。』
選んだのは、薄手のストレッチ生地で出来た、メイド服風のワンピース。
もっとちゃんとした、そこそこ高級な物もあるけれど、今日の気分はこれ。
…でも、これじゃちょっと寒いから、少し暖房の温度をあげておこうか。
…。
『ご主人様、あっちで着替えても…、…ダメ?』
…、だーめ。(笑)
『ほら、ここで着替えなさい。』
一人がけのソファでくつろぐ俺の前で、彼女は恥ずかしそうに起立する。
『やっぱり恥ずかしいよぉ…。』
恥ずかしそうに嬉しがる、そんな彼女が、とても、愛おしい…。
『…上はそのままで、スカートと下着だけ、全部脱いで。』
『…はい。』
…。
…さらりと落ちるスカート。
…支えを失い、つま先へ進むほどに小さくなる、可愛らしいパンツ。
彼女はそれらを綺麗に畳み、テーブルの上に、そっと置く。
そして、その手は、自然と何かを隠すように、身体の前で交差する。
…。
『ほら、それじゃ大事な所、ご主人様に見て貰えないよ?』
…。
『…はぃ。』
消え入りそうな声で、彼女はとても素直に、後ろへ腕を回す。
恥ずかしいけれど、見て貰いたい、そんな気持ちが表れるかのように、
ほんの少しだけ、腰が前に出る。
『…恥ずかしい…です。』
上着の裾から覗く、白い下腹部。
綺麗に整えられ、見るからに柔らかそうな、いやらしい体毛。
そして、綺麗に閉じている、可愛らしい、ひと筋の割れ目…。
『…ん…。』
きちんと上着を羽織り、髪もメイクもセットされた、優しく清楚な上半身。
今すぐにでも免許の写真を撮りに行ける、そんな風にも思える彼女。
…でも、一糸纏わず、優美に曲線を描く、ひどく淫らな下半身。
ソファでくつろぐ俺の前で、最も恥ずかしい部分だけを晒す、愛する彼女。
『…、ご主人様ぁ。』
日常と、非日常のコントラストを楽しむ俺に、彼女は甘えた声を出す。
…。
露わになった腰に触れながら、俺は優しく、その声に応える。
『…とっても良い子だね。』
『っく…ぅん…。』
…。
彼女の肌から伝わってくる、甘く、切ない音…
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