和子は、胸を高鳴らせて部屋の中に入る。
部屋の中はとても広く明るい。いくつか足の高いテーブルが置かれてその周りに何人かの人達が談笑している。
皆、レザーやエナメルのボンデージ衣装、様々な色のランジェリー、中にはチャイナドレス姿の女性もいる。
遼子は、スタスタと胸を張ってピンヒールを鳴らしながら部屋の中を歩いていく
乳房が揺れて、僅かばかり隠している真っ赤なマイクロビキニが左右に踊る。
白く艶々として上を向いた尻は、プリプリと揺れて色気を振りまく。
遼子が歩く度に、会場内がザワザワと騒がしくなる。皆、大胆なレザービキニ姿の遼子を羨望の眼差しで見つめる。
(さすが遼子さん!カッコいいものね!)
和子は、ドアの前に立ったまま少し自慢げな気持ちになる。
しおりは、和子の手を掴むと
「行きましょ!」
と、微笑んで和子の手を引いて歩き出す。
和子は、少し恥ずかしそうに遼子の後をついていく。
三人は、一つのテーブルに着くと、ポチがダスターの上に赤ワインの入ったワイングラスを立って歩いて持ってくる。
会場内の人々は、異様な格好のポチを無視するように誰も注目しない。
ポチは、静かに三人のテーブルにグラスを置くと、四つん這いになり、部屋の隅に置いてあるワインクーラーの横で土下座の格好で佇む。
三人は、グラスを手にすると
「乾杯!!」
グラスを合わせてワインを口にする。
和子は、ワインを一口だけ飲んで、周りを見回しながら
「ゲストは女性ばかりなの?」
小さな声で遼子に聞く。
遼子は、一気にグラスを空けると
「そうなの!和子さんは、こういうパーティは初めてだから、マダムが気を遣って女性だけ…ミストレスだけを招待したのよ!後……」
和子は、遼子の眼を不思議そうに見つめて
「後?後は?」
「フフッ(笑)ナ・イ・シ・ョ!」
遼子は、おどけて笑う。
和子は、慌てて
「もう!イヤだぁ!教えてよ!」
和子は、遼子に身体を寄せて駄々っ子のようにじゃれる。
和子が、ふと横を見ると
「あれ?あれは?」
和子が会場内の真ん中にある丸いステージを指差す。
「もう、そろそろかしら?あそこで新製品の実演があるのよ(笑)」
遼子はそう言うと、指を鳴らして部屋の隅に佇むポチにワインを催促する。
ポチは、慌てて立ち上がりワインクーラーから、赤ワインを取り出してワイングラスになみなみと注いで持ってくる。
「遼子様、お待たせしました。」
ポチがワイングラスをテーブルに置くと
バシッ!!
遼子のビンタがポチの巨根に飛ぶ。
「ウッ…」
ピンクのリボンがついた巨根が激しく横に飛ぶ。
「遅いわよ!!」
遼子は、鋭い眼をポチに向けながら叫ぶ。
ポチは、その場で土下座をすると
「申し訳ございません、遼子様!」
床にラバーマスクを擦り付けて言う。
しおりは、ポチを見下ろして
「ポチ!チンポが叩きやすい大きさになって良かったねぇ(笑)お前も嬉しいだろ(笑)」
妖しい眼で土下座したポチの背中にイヤらしく言う。
「はい!ありがとうございます!しおり様!」
ポチがそう言うと
向こうの方で指を鳴らす音が聞こえる。
ポチの体がピクリと反応する。
「もういいわ!行きなさい!」
遼子は、吐き捨てるように言うと、ワイングラスを口にする。
「ありがとうございます!遼子様!」
ポチは、叫ぶと、またワインクーラーの元に四つん這いで駆け出す。
三人は、ポチの姿を大笑いしながら見ていた。すると、しおりが和子に鋭い視線を向けて
「待ち遠いわねぇ~早く始まらないかしら!」
しおりは、和子に身体を擦り寄らせて甘えた声で言うと、網目のブラの中心にあるハートマークを人差し指で優しくなぞる。
「あっ!!しおりさん…」
和子は、突然の事に驚く。
「もう、そろそろねぇ…」そう言うと、今度は遼子がしおりの身体に身体を擦り寄らせて、形のよい胸を近づける。ポチのペニスをビンタしたことがきっかけだろうか、乳首が固く勃って、マイクロビキニを浮き上がらせている。
「フフッ(笑)」
しおりは、もう片方の手を遼子の胸に伸ばすと、人差し指をビキニの中に忍び込ませて尖った乳首を引っ掻けてビキニから出す。
遼子の乳首は窮屈な場所から勢いよく飛び出る。
しおりは、片手で和子のハートマークを弄びながら、もう片手の人差し指の真っ赤なネイルで遼子の乳首を転がす。
「フフッ…」
「はぁぁん…」
遼子としおりは、妖しい眼で見つめ合うとお互い熱い吐息を漏らす。
「遅いっっ!!」
バシッ!!バシッ!!バシッ!!
「申し訳ございませんっっ!!」
突然、向こうのテーブルで叫び声が聞こえる。
和子は、声のする方を見ると、セミロングの女性が、ポチを立たせたまま巨根に何度もビンタを打ち続けている。
「あ…あれ…」
和子は、何かを思い出したように
「あれ、キャスターの長山智子じゃない?」
驚いた声で二人に言う。
女性は、髪を振り乱して眼を吊り上げ、ポチのペニスにビンタを振り続けている。
キツメの化粧をしているが、いつもはニュース番組で真面目な顔で政治を語っている女性キャスターだ。
光沢のあるブルーのボンデージに身を包み、鋭角なロングブーツを穿いている。ボンデージは、露出が多く、乳房は丸出しだ。ビンタをする度に小ぶりの乳房が揺れる。
見つめ合っていた二人は、和子に見ると
「そうよ…マダムの顧客の一人なの。和子さん…他言はダメよ…」
今までウットリと見つめ合っていた二人は、和子を鋭く睨みながら言う。
「もちろんよ!大丈夫!」
和子は、真剣な眼差しで二人を見る。
ガチャ…
三人は、ドアを振り返る。
ドアが開いて、マダムが巨乳を揺らしてパーティ会場に入ってきた。
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