後輩は性奴隷……6‐4
自慰をしながら、結衣がゆっくりとした口調で説明を始める。
「ご主、人様……がぁっ、かえっ、られるまで、あっ……お、オナニーを、させって、いただいてぇっ……ました……」
「で?」
「あ……のっ、き、聞き手……じゃないっ、んんっ……左手の……小指でっ、クリっ、トリスを、さわっる……許可っ、を……いただき、ました」
「それから?」
「ご、ご奉仕をっ、想像しな、がら……オナニーっ、して、ましたっ」
「何回イった?」
「まだ……きょっ、ひぅっ、許可をいたっ、だいてないので、一度も……」
「と言うわけだ。たぶん3、4時間はあぁしとるわ」
会話の矛先が真里に変わったのを理解し、結衣はまた舌を出して空に這わせ始めた。
一方の真里は、驚愕のあまり声も出ないようだ。
そんな真里を流し、
「イきたいか?」
と再び結衣に問う。
「んっ、はいっ」
さっきとは違う期待の眼差しを向ける結衣。
「ええやろ。コイツによく見えるようにな」
炬燵を顎で指すと、結衣はその上で膝を立てる。
「あっ!くんぅぅっ!」
結衣は相変わらず小指だけで刺激を続ける。
「イクぅ!イきますうぅんんっ!」
ガクガクと小刻みに震えたかと思うと、次の瞬間には体を反らし、硬直した。
机の上に潮の飛沫を散らし、脚の内側にも筋を作って膝の辺りに小さな水溜まりを作った。
「あぅ……っ……」
余波に小さく声を洩らし、やがて前のめりに手を付いた。
「ふっ」
未だ小さく痙攣する結衣を鼻で笑い、髪を撫でてやる。
「自分で綺麗にしろよ?」
「んっ……はっ、ぃ……」
少し後ろへ後退った結衣は、机の上の恥ずかしい水滴に舌を当てた。
初めて命じたことで、素直に従った彼女に正直驚かされる。
しかし、床の種汁を舐めた結衣なことだから、それに比べたら大分マシなのかもしれない。
「お前も手伝ってやれ」
真里の肩に手を置くと、催眠術から醒めたように彼女はビクッと小さく跳ねた。
「できないんか?」
「………………」
結衣と床とに忙しく目線を動かしながら、真里は肩をひそめる。
「ん?」
耳元で意地悪く促す。
「………………」
沈黙を保つ真里。
「やっぱりお前には……?」
彼女は炬燵に寄っていき、その上に手を付いた。
(ま、さか……)
そのまさかだ。
真里は上体を曲げ、舌を伸ばす。
そしてそれは、飛沫に触れた。
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