後輩は性奴隷……6‐3
「あ、あの……」
結衣は驚いた様子で、炬燵にくるまったままフリーズした。
無理もない。
俺が人を連れてきたのだから。
「えと……」
やり場のない目線だけが忙しなく動き回っている。
一方真里から余裕が窺えた。
率直にいうと、彼女の方がオシャレや流行りに敏感で、結衣の顔からだけでも、自分の方が魅力的だと思ったのだろう。
「結衣、お前と一緒や」
取り敢えず、真里がどのような人物かを伝えなければならい。
結衣は「もう一人」の存在をしらないのだ。
「え、あ、後輩ですか?」
「いんや。性奴隷や」
「……っ?!」
目を見開いた結衣は、
「そ、そんな……」
と声を洩らした。
「真里、あいつがお前と同じ性奴隷の結衣や」
「どうも」
性奴隷という響きに若干の反応を見せたものの、やはり余裕があるようだ。
結衣は炬燵布団越しに口に手を当て、
「性、奴隷……」
と言い聞かせるように小さく呟いた。
「そうや?ほら、立て」
「…………はぃ」
顔を赤らめ、結衣が炬燵から出てくる。
「えっ……」
真里の小さな驚嘆が響く。
それはきっと、結衣が何も着ていなかったからだろう。
「っ……」
息を呑む真里。
あるはずの陰毛がないのだから仕方あるまい。
「結衣、止めてえぇとは言うてないで」
「あ……すみません……」
チラリと真里を窺うも、結衣は左手を秘部へと伸ばしていった。
「ああぁっ!」
左手の小指の先で敏感な肉芽を刺激しはじめる。
膝を内側に折り、ビクンッと跳ね上がりながら上手くバランスを取ろうと心掛けている。
右手では自由に胸を愛撫したり、乳首を引っ張ったりしていた。
口はだらしなく開いていて、まるで何かを舐めるように舌が虚空を蠢いている。
「あぁぅ!はぁ……あっ」
何故か一瞬左手の小指を止め、また動かす。
それを、微動だにせず見つめる真里。
「結衣。そのまま説明してやれ」
「…………はぃ」
結衣は躊躇いがちな目線をよこし、舌の動きだけ止めた。
※元投稿はこちら >>