後輩は性奴隷……9‐7
「欲しい?」
四つん這いの結衣の前に仁王立ちになる。
「わぁ、わん……」
息を切らしながら小さく吠える結衣は、つぶらな瞳で俺を見上げた。
「んな、欲しいもんを一生懸命舐めまわせ」
服を脱いで下着だけになる俺を、躊躇いの眼差しで見つめ続ける。
いつもしている口舌奉仕にすら、下手に踏み出せない程の恐怖が生まれたのだろうか。
「わんっ……」
嬉しさのアピールである腰振りをし、あろうことか結衣は立ち上がった。
ものわかりが良いはずの彼女が。
「ゆ、結衣……んっ」
彼女は何も言わず唇を重ねた。
俺の唇を割って舌を捩じ込み、口の中を貪欲に舐め回す。
「んはぁっ……はんん……」
名残惜しそうに離れた唇は頬にくっつき、再び舌が出てくる。
それは頬から耳、首筋に下りていった。
舐め残しが無いように、舌の腹を使って丁寧に肌をくすぐっていく。
(結衣………)
先程の躊躇いは、俺の望みと反する行為をすることを悩んでいた証。
二の腕から指先へと舌を滑らせる彼女。
その舌は、俺の体を隈無く這い回っていくのだろう。
結衣が欲しいものは、俺の全てだろうから。
指先を丁寧に舐めた舌は、手の甲から登り始め、背中の方へ向かっていく。
手を後ろで組んで、手は使わないと意思表示している。
「はぁ、はぁあ……」
背中のヌルリとした感触が下へ下りていく。
下着を口でずり下ろした結衣は臀部を舐め上げ、溝を経て尻穴に達し直腸に及んだ。
暫くアナルに口舌奉仕を施した舌は、腿の裏からふくらはぎへ滑らかに進んだ。
「わんわんっ、はぁ……はぁ……」
とうとう踵までも舐め上げた結衣は、何かを訴えながら床と足裏の隙間に舌を入れ這わせる。
軽く足を上げると、透かさず頭を滑り込ませ、体ごと仰向けにさせた。
「あむ……はふぁ……」
俺の足の裏で吐息を洩らしながら舌を這わせる結衣。
だらしない格好を眼下に晒しているが、顔は踏みつけられたように覆う足で見えない。
そんな結衣の姿を眺めている俺の心は、捻切られそうな鋭い痛みに襲われていた。
右の足の裏を舐め終えた結衣は、指やその間を熱心に舐めたあと、脚をじっくりと舐め上げてくる。
それが終わると左の脚を舐め下がり、右足を舐めたときと同じように舌を滑らせた。
※元投稿はこちら >>