後輩は性奴隷……9‐6
俺は結衣の気持ちには答えられない。
たとえ、俺が彼女に特別な感情を持っていたとしても……。
「はむ……ん……」
結衣は全裸だ。
床に手足を付く彼女は、床に置かれた皿に顔を近づけて野菜炒めを食べている。
無論、手を使わずに。
犬のように扱われたいと言った結衣の要望に応え、犬食いを命じたのだ。
でもそれは表面上の理由。
本当は、結衣を諦めさせるために強いる行為の一つにしか過ぎない。
今結衣を突き放しても、彼女は聞き入れてくれない。
それは昼間の事で理解している。
だから俺は、彼女から離れていくように仕向けようと考えた。
自分に歯止めが効く、今のうちに……。
「実はな」
早々に食べ終えていた俺は、一生懸命にエサを頬張る結衣の傍らに鞄を置いた。
例のアタッシュケースだ。
「はぁ、はぁ、……」
紅潮させた顔を上げ、興味と躊躇の瞳を俺に向ける結衣。
その表情には何も答えず、鞄を開けた。
「……っ」
言葉を失っている結衣の背筋が、一瞬小さく震えた。
「中古品やけど、お前みたいな変態には丁度ええやろ」
敢えて使い古しだと伝える。
目的は結衣を満たすことではなく、むしろ切り刻むことにあるのだから。
「……はい」
小さく呟く結衣の尻に手を置く。
「犬になりたいんちゃうかった?あぁ?」
尻に置いた手を振り上げ、しならせる。
「はぅう!」
今までのように手加減はしない。
思いっきりひっぱたいた尻肉は、みるみる赤くなった。
「ほら、犬は何て啼くんや?」
「わ、わん……」
「そうそう」
結衣の首に犬の証を飾り付けていく。
彼女は、俺の動作一つ一つに不安げな顔色を浮かべていた。
「欲しがってた首輪や。嬉しいか?」
「わ……わん。ひぐぅっ!」
尻に平手をくらい、またしても悲鳴が上がる。
「犬は嬉しい時どうすんねん」
「ぅぁ……はぁ……」
小さく声を洩らしつつ、ゆっくりと腰をくねらせる結衣。
そんな彼女の健気な姿に、突き放しているはずの俺が動揺した。
「いいぞ。しっかりエサも食えや」
その動揺を振り払うように、平手を浴びせる。
「ああぁっ!わん、んっ!」
尻を振り乱しながら結衣は犬食いを再開させた。
「ちゃんと舌で綺麗せえょ」
「わん!わんわん!」
具材のなくなった皿の中をペロペロと舐め回す結衣の姿は、俺が抱く興奮と愛しさを昂らせていった。
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