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電話中の和子は、ふと目の前の一哉に目をやる。
目の前の一哉は、両手を後ろ手に縛られ正座をしているような格好で苦悶していた。顔を真っ赤にして額から大粒の汗をかき、目から涙が流れている。
体を細かに捩りながら「ん・ん」と唸っている。
和子は、電話先の遼子に
「ふふっ(笑)また後でかけ直していい?」
「え?もしかして!」
「うん(笑)そうみたい!」「ワンちゃんの様子はどう?」
「泣きながら、もじもじしてる(笑)」
「キャ!可愛い(笑)」
「また、見せるね(笑)」
「お願いね!明日は1日暇だから!」
遼子は、興奮した声で言う。
「じゃぁ、また!」
和子は、電話をきると目の前の一哉に
「あら?どうしたの?バカ犬。」
と意地悪く聞く。
一哉は、和子に哀願の表情で
「ご・ご主人様!お願いがあります!」
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