遼子の旦那は、勇太郎の後援会の役員だ。和子と遼子は、勇太郎後援会のパーティーで知り合う。遼子は37歳、グラマラスな和子と違い、スマートな遼子は和子にとって年下ではあるもののある憧れもあった。
お互いに後妻同士、年も近い和子と遼子は直ぐに親しくなった。
ショッピングや旅行に行く間柄になるまでになったある日、遼子は和子をハプニングバーに誘う。
初めての経験に興奮した和子に、遼子は
「和子さん、楽しい?」
「えぇ!とっても!」
周りでは、裸同然の格好の男女が絡み合ったり、複数の男女がお互いの性癖を楽しそうに話す。
和子も遼子も飲みながら、絡みに参加したり、談笑を楽しんだ。
そして、二人は酔いも回ったときに周りにはやされ、和子と遼子は、キスをしたり、お互いの体を触りだした。
(女性となんて…)
初めは、違和感があった和子も手慣れた遼子のリードで快感が全身を襲う。
そうしてると、隣にいたカップルが突然立ち上がると、女性が服を脱ぎ出した。男が赤いロープを取り出して女性を縛り出した。
男は、縛った女性を膝に乗せて女性の白い尻をバシバシと叩き出す。
「あっ!あん!」尻をスパンキングされている女性から喘ぎ声が漏れる。
その光景を見ていた遼子は和子の胸を愛撫しながら
「SMね!ふふっ…私はSなんだけど…」
と微笑む
「えっ?」
和子が怪訝そうに遼子を見ると
「あはっ(笑)大丈夫よ。責めるのは男だけよ。」
と、和子に笑いかけた。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
和子は、椅子から立ち上がるとキッチンから出て携帯を持って和室に向かう。
和室は、和子が趣味の華道用になっている。
携帯を開き、遼子に電話をかける。
「今晩は、和子です。」
「あら、和子さん?どうしたの?」
「今、大丈夫?」
「大丈夫よ。旦那もいないし、暇だったの。」
「そうなの。実は相談したいことがあって…」
「何?何?」
和子が相談と言って遼子はトーンがあがる。
和子は、今日あったことを相手は一哉だということを隠して話す。
遼子は、相づちを打ちながら、時々
「あら!」
「すご~い!」
と感嘆の声をあげる。
和子がひとしきり話終わると
「和子さんがSなんてね。意外!でも面白そうね(笑)相手はいくつ?まさか、勇太郎さん?」
「まさか!相手は…二十歳よ」
「二十歳!!すごいのね!虐めがいがあるわね(笑)」「だから…経験豊富な遼子さんに、責め方教えて欲しいのよ。」
「あはっ(笑)経験豊富なんて!今は、奴隷ちゃんいないけどね。」
「どんな責めを…」
電話の向こうで煙草に火をつける音がする。
「今日は、鞭で散々やったのよね。」
「そう、全身みみず腫れ(笑)」
「でも、泣き出すなんて可愛いじゃないの。明日は、鞭は止めておいたほうがいいわよ。」
「そうなの?」
「2日ぐらい間空けないと跡が残って消えないし、動きが悪くなるわよ。ワンちゃんの勃ちも悪くなるしね(笑)」
「それは困る(笑)」
「明日は、アナル調教したら?」
「アナル?尻の穴?」
「そう!開発したら、アナルだけで射精するわよ。」「えっ?そうなの?」
「面白いわよ!出がすごいから(笑)」
「具体的に教えて!」
その後、二人はバカ犬のアナル開発調教の話を一時間ほど話す。
興奮気味の和子は、リビングに戻ると、既に勇太郎はいなかった。
(寝室ね。)
その足で、一哉の部屋に行く。
ノックもなく、ドアを開けると、一哉は上半身裸でベットにうつ伏せになっていた。
和子が入ってきたのを知ると一哉は、ベットから飛び降りて四つん這いになる。
「チンポ擦ってないわよね。」
「はい。ご主人様。」
「何で裸なの?」
「背中が…」
和子は、一哉の背中に目をやると、一哉の背中には塗り薬が塗ってある。
「あはは(笑)痛いのね。」「申し訳ありません。ご主人様。」
和子は、いとおしく一哉を見ながら
「いいわよ。それより、明日、大学は?」
「ゼミもありません。休みです。」
一哉は、和子を見上げて言う。
「そう…じゃあ明日は、九時にリビングに来なさい。バカ犬の格好でね。」
「はい!ありがとうございます。ご主人様!」
和子は、我慢出来ず一哉の頬を思いっきりビンタする。
バシッ!!!
一哉は、四つん這いのまま床に倒れ込む。
直ぐに、四つん這いの体制に戻した一哉は
「ありがとうございます。ご主人様!」
深々と土下座する。
「楽しみね。明日は、お前にとって辛い日になるかな?幸せな日になるかな?」一哉の頭を踏みつけながら和子は微笑む。
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