後輩は性奴隷……2‐2
俺たちは、何時もとは違う、少し遠くて人気のない喫煙場所にいた。
とは言え、やはり数人の煙草者がニコチンを摂取していた。
隅の方に進み、向い合わせに置かれたベンチに座る。
俺は校舎に向かって座り、結衣は反対側、学校の敷地を示す柵に向かって座る形になった。
ちなみに柵の外には、普通の歩道が通っている。
「……そ、剃りました」
煙草に火を点けたと同じくらいに結衣が呟いた。
「へぇ~……」
興味がないような曖昧な声を出し、でも内心ではかなり驚いていた。
自然と目線が脚の付け根へと向いている。
それを悟ったとか、結衣は腿をキュッと締めた。
「ふっ」
思わず鼻で笑ってしまう。
都合良く、結衣はスカートだったからだ。
「隠すな」
小さく囁いた。
周りには数人といえども人がいる。
だが、結衣は彼らに背を向けるような形で座っている上に、背もたれのおかげで死角も多い。
横のベンチには誰もいないし、俺の目論見ではバレないと踏んでいた。
でも結衣からすれば、後ろの状態が解らず、隣のベンチと俺の姿、それに柵の向こうの様子しか解らない。
「ほらほら」
と顎で指示をだす。
結衣は少し俯くと、軽く脚を開いた。
ライトブラウンのスカートから、桃より淡い色の下着が見える。
「それ、邪魔やし脱げ」
灰を落とす素振りで前傾になり、結衣に伝えた。
ちなみに灰皿は俺たちの間にある。
結衣は一瞬俺を見た。
しかし俺の威圧感に負けたのか、次の瞬間には辺りをうかがっていた。
そして、俺でも驚くほどの早さで下着を脱ぎ、バッグに押し込んだ。
確かに、ノロノロしてる方が逆に見つかるかもしれない。
スカートを捲るようにジェスチャーで伝えると、結衣は躊躇いがちに裾を上げる。
「ふふっ」
確かに結衣の恥丘は綺麗に剃られていた。
「もっと開け」
周りに気をつけながら俺が言うと、結衣はまた少し脚を開く。
新たな煙草を取り出した俺は、それに火を灯し、満足気に煙を吐いていた。
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