オリンピックも終わり、暦がかわってから数日………浩一は真っ赤なルージュをひいたその口の奥まで容赦なくストロークをくわえていく。
『うっ…ぐっ…』
と苦しそうにしながらも丹念に浩一のペニスに舌を巻き付けている…
『後ろも使ってみれば?』S氏が言った。
『いや、口で良いですよ。画像見ながら楽しんでますから』
S氏宅のテレビにはターゲットがオナニ-をしてる姿が写しだされていた。
オナニ-撮影成功の2日後、浩一はS氏に電話をするのであった。
それは今までの電話と違い、浩一側から番号を通知しての会話であったのは、浩一の意思表示の現れである
S氏の仕事が月末忙しいこともあり、雛祭りのこの日S氏と二度目となる対面をはたしていた。
S氏は浩一の来訪にあわせ前回ひきあわせてもらった奴隷とは別の奴隷を自宅に呼んでくれていたみたいである
早速、浩一が持参したビデオの鑑賞会と共に『挨拶しろ』とのS氏の指示のもとS氏所有の奴隷は浩一のペニスに奉仕をしたのであった。浩一が射精を迎えたと同時に帰宅を許されたところを見ると、わざわざ浩一の性処理の為に呼び出されたのであろう。
撮影から昨日までの数日の間、2日に一度のペースでターゲットには電話でのオナニ-を強要していた浩一であったが、それ以上の進展はなかったのである。
厳密に言うならば無かったのではなく、ここから先の浩一が考えるシュチュエーションには既にS氏の協力が必要と撮影翌日から考えるようになっていた為であった。
『はは、顔もばっちり、ホクロの位置までわかるさ』嬉しそうに映像を見ながら話すS氏と浩一はその日の深夜までどういった方法をとり、またどこで落としどころをつけるのかやりとりをするのであった。
浩一とS氏には似て異なる部分は存在する。
その部分については、今迄お互いにあえてあまり触れて来なかったのであるが、この日はお互いの考えを余す事なく出しあったのだ。
まず浩一、S氏共にターゲットを公衆の生け贄にするような行為が好きな事では一致していた。ただ浩一は絶対服従の奴隷に仕立て生涯玩具にして楽しみたい考えに対しS氏そうなるまでの過程が何より楽しむ方であり、そこまで行き付かせるのが趣味でその後はおまけのようなものだと言う。
『羞恥心のない奴隷なんて面白味なくなるよ』と言うS氏はおそらく浩一が考えるに既に現在2人、過去にも数人の奴隷を所有してればこその言い分であると思った。
これからの行為に及ぶにあたり、ターゲットをどの状態で納得させるのかについて論点を交える。『ターゲットからすれば人生を棒に振らない為に従う状況がこちらにとってノーリスク。生かさず殺さず生殺しが一番なんだよ。その中で今迄どうりの自由な部分も与えつつ、希望も持たせるわけよ。ただ人ってのは慣習性あるから、それを段々と浸食してくのがベターだね。』
続けざまに『そりゃ浩一さんのプランどうり行きゃいいけど、さすがにエロ小説みたいに一気にって、やるとかなりのリスク伴うよ。少なくとも女装娘追い込みやすいのは今の生活捨てたくないからで、生活捨てさせるまでいったらさすがに対抗手段考えると思うしね。そしたらわかると思うけど…だからね』
これは捕獲後、すぐにでもあわよくば豊胸手術だめでもホルモン摂取まで持っていきたく考えていた浩一の考えを諭すものであった。
『それに例えば俺は、今迄だいたい発展場とかで目星つけて、実行するまで半年とか、中には一年とかかけるわけよ。それは相手がここまでは妥協するだろうとかわかるからね。仕事だって○○って事は正規かどうかもわからんしね。例えばさっき帰した奴隷なんかは役所勤めなんだよ。公務員ってさ、基本的にリストラもなけりゃ親が駄目になるってまずないでしょ。だから普通にやってると定年までやれて退職金だってでるさ。だから唯一恐れるのってスキャンダルや不祥事な訳。だから追い詰めやすいんだよね。その点今回のって見極めも何もなしだしね。それはそれで興味あったからのってるんだけどね』
『だから、まぁ大丈夫と思うけど今度のだって、それなりにリスクあるからね』
結局は大半は経験豊富なS氏が過去にも行ったという手法を用いる事で合意をしたのである。また現実的にターゲットを捕獲した後の、お互いの立場についても話し合いをする。
S氏宅での密会翌日、浩一からのその日、四回目となる電話にようやく対応したターゲットに携帯電話のイヤホンマイクの用意、 電話オナニ-の際にさせるイチジク浣腸でのアナル洗浄と女装姿での待機を翌日深夜に義務づけをするのであった。
ターゲットが妥協し、外出しやすい深夜1時に電話するからとの浩一の話に、察したかのように
『家の中ではきちんというとうりにしますから…外だけは許して下さい…』
誰もまだ外なんていってないだろ!まぁでも外出してもらうけどな。ばっちりわかんないようにメイクしとけよ!と一方的に電話を置いた浩一は、すぐさまS氏に予定通りの日時で決行を伝えるのであった。
春の陽気が漂うその日、浩一は自宅近くのガソリンスタンドでS氏と23時におちあっていた。
『今日は21℃もあったみたいですね』あまり外出はしない浩一が言うと『はは、おあつらえむきの、絶好の露出日和だね~』とS氏。
連れ立って浩一宅そばのコンビニまでいき、S氏の車を停めた二人は浩一の部屋へと向かう。
途中『これが例の宅配ボックスなんだ』『こりゃいい角度で撮れる感じだね~』等の会話を交わし浩一の部屋へ。
部屋では浩一の力作を手にとり『すごいねこれが言ってたやつなんだ!今度俺も作ってよ』と浩一が作った手錠をまじまじ眺めるS氏
市販の玩具である手錠をハンダゴテを使いチェーンの長さを長くし、自分で外せるヤマを無くしたものである
俺も例の持ってきたからと…
サイト等で見慣れたものとは若干形状が異なる貞操帯を見せてもらう。
『いや、これ売ってるよ。ちょっと珍しい型だけどこれの方がいいかなと思ってさ。』金属製で出来た貞操帯は曲線を描き、まるまると竿の部分をのみこむ形をしていたのである。
さらには、幾つかの用紙…その中には浩一が待ち望んでいた奴隷契約書たるものも含まれている
『一応こんな感じだけどどうかな?』一通り目を通した浩一は『この部分はこの前難しいって言ってたんじゃ?』に対し他に複数枚の契約書を見せる『そう、どんな選択肢になっても良いように一応八通り用意しといたから』と言うS氏の段取りの良さに頼もしさと、今夜の成功を確信した浩一であった。
暫く後、浩一は宅配ボックスに向かうといつもの定位置とは別の一番左端の、やはり数日前からキープしてあるボックスにビニール袋を入れる。暗証番号はターゲットの携帯下4つである
部屋ではこれから行う、やりとりを実際に想定して浩一はS氏とシュミレーションをしていくのである。1人では気付かない盲点を二点…やはり1人より2人つくづく浩一は思うのであった。すぐさま改善にとりあたる。
1時になり、ターゲットにコールをする浩一
『…もしもし』相変わらず沈んだ気持ちが伝わる声であった。
準備は出来てるんだろうな!
『すいません…メイクまだしてないです…』
してないですじゃないんだよ!!!わかってんのか?お前!
『…すいません』
すいませんじゃなく、さっさと用意しろよ!またかけなおすから!わかったな!
『あいつ、外出させられんのわかってるからわざとかもですね』
『まぁ、いいじゃんこっちも今日だけはなるべくなら遅い方が安心だしね』
1時間程たってからの2時近くにようやく準備が整ったターゲットに浩一は、車の鍵を持って外出するよう命じた。
用意させたイヤホンマイクで電話をつなげたままロビーに着いたら言えという浩一に対して
『着きました…』
よぅし、じゃあ①番の宅配ボックス開けろよ
『えっ…?』
暗証番号は○○○○だからさ、わかりやすいだろ
『…わかりました』
中身はまだ見るなよ。別にヤバイもの運ばせるわけじゃないからよ
『…はい』
そしたらそれ持って車に行けよ
『…乗りました…』
よし、じゃあマンションの逆側の駐車場に車いれろよ。白いバンとかとまってる横辺りに頭から入れろ
『…』
入れたか?!
『駐車しました…』
よし、じゃあ車内灯つけろ
『車内灯は許して下さい』
いいからつけろ!グダグダ言ってないでちゃっちゃかやれ!だから頭からわざわざ駐車させてやってんだろ!!
『つけました…』
よし、じゃあ袋を開けて中身確認しろよ
袋の中身は浩一自作の手錠二点と赤いガムテープ、首輪、アイマスクが入っており、それを1点1点確認をしていったのである。
じゃあまず、首輪をはめろよ
『首輪なんて…』
首輪なんてじゃないんだよ!なんならその首輪付けさせたままコンビニでオナニ-させたっていいんだぞ!
『……すいません…着けました…』
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