「娘の前で侮辱しないで」
「侮辱なんてしていないさ。事実を語っているだけだ。そうだ沙希、面白い
話を聞かせてやろうか?」
「聞かせて」
沙希は快感に身をくねらせながら、爛れた熱い声で返事した。
「母さんはなぁ、沙希が帰って来る間際まで、台所で一発遣っていたんだ。
それも、母さんから尻を剥き出してねだってきたんだ。それはどうしてかと
いうと・・・・」
「ヤメて! 娘にする話じゃないわ」
「娘にはあくまで淑やかな母親でありたいわけか」
啓二は皮肉って言って、沙希から指を抜いて膝から下ろした。
「沙希は下着なしで感じまくって、チ○ポでイかせてもらいたくて急いで帰
って来たんだろ?」
「そうだよ。分かっているなら、コレを早くちょうだい」
沙希は啓二の脚の間に入り込み、怒張を握って赤銅色の亀頭へ頬を擦りつ
けた。
「沙希、みっともない真似はヤメなさい」
由里子はきつい口調で叱りつける。
「お母さんに軽蔑されても、わたしは身体がひどく疼いて、この硬いので突
いて欲しくて堪らないの。今なら、お母さんの前でするのだって構わない」
沙希はお預けを食らっている犬のように切ない声で言って、亀頭を赤唇で
くるみ、舌を絡めて湿音を高鳴らせた。
「そんなに欲しいのか?」
沙希は怒張を咥えたままコクリと頷いた。
「だったら、母さんに裸になるよう頼め。素っ裸になったら嵌めてやる」
沙希は肉棒を握ったまま、上気した顔を上げた。
「そんなの言えないよ。お母さんはわたしとは違うんだから、可哀想だよ」
「ほう、沙希はそんなにお母さん思いだったのか。だったらチ○ポ嵌めは諦
めろ」
冷徹に言って、啓二は立ち上がった。沙希の手から抜けた怒張がビーンと
跳ね、沙希の目を誘惑する。
沙希の瞳がうっとりと、天井を向いて揺れる肉棒を見つめる。
「今日は要らないんだな?」
啓二は沙希に向けて腰を振った。褐色の怒張が大きく振れ、欲棒に憑かれ
た沙希の抵抗心を揺るがせる。
沙希の喉がゴクリと鳴り、由里子へ向けて正座した。
「お母さん、お願いだから裸になって」
沙希は切願の言葉を吐き、深々と頭を下げた。
「沙希、なにを言ってるか分かってるの?」
「とんでもないお願いをしているのは分かってるよ。でも、わたしはどうし
ても我慢できないの。お母さん、お願い。でないと、わたし、本当におかし
くなっちゃう」
沙希の声は嗚咽するように悲しく震えている。
沙希の言葉を受け入れてしまえば、この先にあるのは異常な世界である。
十分に理解していながらも、恥辱の快楽に溺れた娘が哀れだった。
「いいわ。沙希のために脱ぐわ」
か細い声で言って、由里子はシャツのボタンに手をかけた。
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